tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

ありのままを : 115

4月6日(水)晴  退院して227日 / 手術から309日目                             
     
今日も終日職員会。
午前中の職員会の休憩時に校長室に呼ばれ、
「新任式などで生徒に先生のことを紹介するときに
  どう紹介したものでしょうかねえ。
  また先生方にも先生のことをどうお伝えしましょうか」
という相談があった。


教員には「舌癌で舌のほとんどを失って」
ということを言ってもらって構いませんと答え、
職員会の最後にそのことについて説明があった。 


職場復帰するに当たって、
お喋りの問題でいろんな場面で配慮していただく必要がある。
だから自分の病状については、
はっきりと知ってもらった方がいいと思っていたので
なんだかすっきりして気分が楽になった。


生徒には
「舌の手術をして、まだ少し聞き取りにくいですが
 集中して話を聞いてあげてください」
というような説明をしていただくことに。



             復帰に備えて運動靴も


いろんなところで
いろんな人に
いろんなことで
気を遣っていただいています。
そのことを忘れず
いつも感謝の気持ちを忘れないようにしないと。



夕方、以前職場が同じで今も懇意にしてもらっている方からメール。
3日後の土曜日に、
復帰を祝って私を「囲む会」を催してくださることになっている。
お店や時間などの連絡の後に、
「ちなみに母にこの会合について話したら、
 涙を流して喜んでおりました。
 私も嬉しくてたまりません」


       

   
私がここまで元気になったことを、
そこまで喜んでくださる方がいるのかと思うと、
思わず熱いものがあふれてきそうになりました。

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