tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

緊急手術とそれからの1週間あまり [26]

腹直筋からの移植再建舌が
血栓のために壊死。


そのために緊急手術では
前回の再建に用いた組織すべてを切除し、
右足大腿外側からの皮弁(皮膚と皮下脂肪)を血管をつけて取っての
再建となりました。


前回同様に、
血管縫合は顕微鏡下での繊細な手術で、
実に13時間という長いものになりました。


術後のICUは1日で済みましたが、
朦朧とした状態にあってもつらかったのは
痛みなどよりも
息苦しいことと頭を動かせないことでした。


手術は6月1日 、10時から23時までで 
ICUから重症患者用個室に戻ってきたのが3日の14時でした。 



手術から1週間余りは、幻聴、幻視等の幻覚に悩まされました。
昼夜を問わず、いるはずのない人の話し声や音楽が聞こえたり、
徐々に視界に霧が立ちこめ始めたかと思うと、
やがて壁に掛けてある絵画の絵が動き出したり、
壁や天井がぐにゃぐにゃと変形しだしてそしてついには回転し始める、など、、、、。
そして寝れば寝たで、
思い出すのさえつらくなるような悪夢に頻繁に苦しみました。


幻覚については以前にも書いたのですが、
素人判断ですが、
痛み止めと限られた視野というものが、
絶対に深く関わっていると思います。


ほかに、
エラあたりから肩にかけての猛烈な強ばり、
後頭部から肩や腕にかけての感覚麻痺、
音がこもったように聞こえにくいなど、
つらいことはたくさんありましたが、
中でもこたえたのが、
息苦しさと、
首から上を動かせないこと
の2つで、それらは想像を超えた苦痛でした。


息苦しさは大袈裟ですが、
ある意味生死に関わる恐怖感を伴うもので、
気管切開したのどに痰が溜まると余計に息苦しさが倍増されるのです。
息苦しさは10日間ほど続き、
その逃げ場のない苦しさは特に夜の不眠をもたらし、
やがては精神面での不安定という、二重三重の苦しみとなりました。


さらには気管切開して喋れなくて、
意思疎通がうまくできないことから来る
いらだちやストレスも蓄積しました。


思えばそれらの期間は、
たびたびの幻覚や意識混濁した状態もあってよく覚えていないことも多く、
あとになって聞かされてみると、
正気とは思えない言動もあったようで、
看護師さんや妻には、苛立ったり訳の分からないことを言ったりして、
困らせたり不愉快な思いをさせただろうと思います。
すみませんでした。


とにかく、大きな手術を立て続けに受けたことで、
心身共にダメージは大きかったようです。


  

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