心 酔 : 278
2月23日(木)曇一時雨 退院して550日 / 手術から632日
啄木が
若いころから好きだ。
仕事は長続きせず、
友人知人に借金しまくり
挙句に踏み倒す。
金が手に入れば
女遊び。
社会人としてはろくでもない男だったようだが、
それでも
彼の歌は時代を超えて愛され続けている。
私も
若いころ彼の歌にすっかり魅了されてしまった。
砂山の砂に腹這い
初恋の
いたみを遠くおもひ出ずる日
いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指の間より落つ
なみだなみだ
不思議なるかな
それをもて洗えば心戯れたくなれり
どうだ、
この繊細な感覚と
そしてそれに相反するかのような
ストレートな感情の吐露は。
う~ん、たまらん。
石川啄木
享年26歳。
早世は天才の証か。
それにしても
しゃべりにくい。
こんなんでは啄木の歌を
声を出して詠めんではないか (>_<)
ぜんぜんよーならんわ (+o+)
どしてだろ?