tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

出会い : 328

5月20日(土)   晴  退院して636日 / 手術から718日


本日2度目の更新。


今日の午後、
家から遠く離れた山中で
今までの人生であまり経験のないような
とてもいい出会いができて、
今も何だか気持ちが穏やかでいられる。



家にいるとついついぼぉーっとしてしまうので
昼過ぎからまた山中へ分け入る。


幹線道路から山の中へ入り込むこと約20キロほど。
かつては集落があったが、今はまったく人気のないある場所に車を停める。



少し車道を歩いたところで
前方にかかる石橋のたもとのくずれかかった廃屋の日陰で
座り込んで休憩しているおばあさんを見つけた。
おばあさん以外には誰もいない。


                              


ゆっくりと近づいていき「こんにちは」と言うと
実に穏やかないい表情であいさつを返してくれた。


   

              


しばらくお話をさせていただく。
聞けばなんと満90歳になるとのことだが、
わかりにくい私の言葉もしっかりと聞いてくださる。


なによりその
実にいい表情で遠くを見つめるような目つきで
上品に穏やかに語る様に
妙に惹きつけられる。
しんみりとしたり、妙にほっこりとしたり。
そして気持ちが穏やかに落ち着いてくるのだった。


       


かつては小学校もあって200人ほどいた住民も、
今はたった4人だそうな。
道路脇の商店であったろう廃屋がもの悲しい。


       

              


山のことや花のことなど
いろいろと教えていただいた。
そして話しているうちに
病気のことなどであれこれ考えたり悩んだりすることが、
なんだか馬鹿げたことのように思えてきて
とても力をいただけた気持ちになる。


もっと話したかったが長くなってもいけないので
15分ほどでお別れしたが、
「お元気で」に対して
「お気を付けてお帰りなさい。
 そしてまたおいでください」と笑みを浮かべてやさしく返してくださった。


                                                             


こんな出会いもあるのだな。


できるものなら、
またお目にかかって話がしたいな。



今夜は、
いつも以上に平穏な心持ちで眠りに就けそうだ。





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