tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

やっと帰れました : 58

8月23日(日)晴   入院115日目 /  再手術から83日      
                                                   
朝 食 (クルミパン、スクランブルエッグ、フルーツ、野菜ジュース)
     どうにか30分で完食するが、やっぱりパンは手強い。 

                                      

   
診 察  8:40
 のどの傷口と口内診察。
 記念の?鼻からのファイバースコープ   「心配ないですね」          
  「思った以上に入院長引いて大変だったけど、
     この時期に普通食食べれている人珍しい」
 と担当医。


     


退院手続き済ませ、
妻と病室を出ようとするところへ担当医H先生が来られて、
「確かにこの入院は大変だったけれど、
 今後も2ヶ月、半年、1年、そして2年と  
 それぞれ山があります。頑張っていきましょうね」
と最後の会話を交わす。


   


H先生、
心身共に苦しいときに支えていただき、
本当ににありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。


     

      各階にある談話室
      痛みや不安で寝られぬ夜、灯りをつけてもらいここで過ごしたことも


11時過ぎに病院を出る。
日曜日で、お世話になった先生や看護師さんに
十分にお礼を言えなかったのが
すごく残念。



帰路、病院近くのショッピングモールへ。
入院前に比べると10キロ以上体重が軽くなっており、
今までの服が合いません。
パンツ2本とポロシャツ1枚を買う。
久しぶりの人混みは緊張したのと、
やっぱりしんどかった。


帰宅前に地元のラーメン店で昼食。
ちゃんと食べられるのかどうかすごく緊張しました。
一生懸命食べたけれど、
食べ終わるのが妻よりだいぶ遅かった。
しかし食べにくいなりに、
むせたりすることなく完食できたことで
少し自信をもてて嬉しかったです。


本屋で
直木賞 「流」を買って帰宅。


帰宅すると
帰省中はめったに家にいない息子がおり、
奴なりの気持ちの表現か。
今日はどこへも行かずに家にいたらしい。



115日ぶりの我が家。
やっぱり家は落ち着く。


玄関を開けると
こいつが待ってくれていました 。


この瞬間を
幾度夢見たことか。


                   

                                     

  
帰れたのはうれしいけれど、
これからつらいことや歯がゆいことが
いっぱいあるんだろうな。


覚悟して過ごしていかないと。


   
   
        ◎ 世界陸上 ウサイン・ボルト 
           100m  9秒79  金メダル
           人類超えたね

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