尻子玉取られて思う : 770
1月5日(土)曇 退院して1233日 / 手術から1315日
三箇日明けのこの土日がありがたい。
ただ、いまだ正月気分抜けず、
「尻子玉」を取られるとは
かくの如き状態を指すのではないかというくらいにぼおっ~と過ごしている。
おとつい、帰省中の40年来の友人宅で酒を飲んだのだが、
彼は今年の11月で勤め上げた大企業を退職するとのこと。
再雇用の道もあるが、これまで忙しく働きづめの人生だったので、
先のことは「何も決めず」に何物にも縛られることなく過ごしたいのだという。
一方、自分の定年は来年3月末。
はぁ、長い。
長いが、そう決めた以上は恥をかかぬ程度にはやりたいと思う。
定年であったり、退職前の最後の1年であったり、
はたまた再雇用があったり、、、。
年齢的に人生の大きな過渡期である。
事に及んで慌てふためくようなことがないように、
悩み迷いながらも自らの意思で、
少しでも後悔せぬようにこれからの進むべき方向を決めていきたい。
我が駄ブログを訪れてくださっていて
卓越した文章力をお持ちのいざよいさんの今日のブログに、
「寒風の中で、蝋梅が咲き始めた。
蝋梅の香りを嗅ぎながら、小さな幸せを感じられる人間でありたい。」
とある。
まだまだ欲まみれの人生であるけれど、
まさにそこなんだよなあ、理想とするところは。
俗物なりに「足るを知る」の境地に少しでも近づけていければいいなと、
アルコールまみれのふやけた頭で
少しだけ思ったりしてみまちた。