かけうどんとメイストーム : 797
3月17日(日)晴時々曇 退院して1304日 / 手術から1386日
日差しは春の陽光そのものだが、
嵐のような突風に
庭のほころびかけた木蓮の蕾が激しく揺れる。
一足先にたくさんの花を咲かせたユキヤナギの小さな花びらが風に舞う。
昨日の昼食は、
隣の市の「さぬきうどん」と銘打ったセルフのうどん屋さんへ食べに出かけた。
ほんの少し緊張しつつ、かけ中を自分で注文。
「け」の音を発しにくいが一発で通じてよかったよかった。
そして
自分のすぐあとに注文した人も自分と同じかけ中を注文したのを聞いて、
ふとある考えがひらめいた。
「勝負したろ」
その方が見えるところに位置を取り、
ほぼ同時に食べ始めた。
で、結果は、
死にものぐるいで食べたにもかかわらず惨敗。
約2分ほどの差をつけられた。
相手が悪かった。
悔しくて悔しくて、なんてことはまったくなく、
むしろ清々しい気持ちで満足だった。
なぜなら、仮に1年ほど前であったなら、
かけ中(1.5玉)を注文しただろうか。
さらに無謀にも、食べる速さを誰かと競うなどという暴挙に出ただろうか。
春の訪れが少しずつ確実であるように、
我が食に関する力も知らず知らずのうちに確実に回復しているのだと、
変なところで満足していたのだった。
おかげで、
うどん食って少し胃が重かったわ。
次回は成人男性とは勝負しない !
女の人にターゲットを絞る !!