tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

退院100日目 現状 : 87

11月30日(月) 晴    退院100日目 / 手術から182日                                              
今日は形成外科だけの診察日。
5分足らずの診察で、
 喉とお腹の傷だけの視診。 
「いいですね」と安心できる一言を聞くことが出来た。 
舌と足は診ず。


のどのケロイド状の手術痕について、
「来年8月には手術できますか?」の質問に
「できます。また近くなったら相談しましょう。
 通うのも大変だから
 抜糸までの1週間くらい入院した方がよいですね」
       

          


今日で手術から6ヶ月、
退院して100日。
体の現状をまとめてみる。
※ 見た目・会話・食べることの不具合は除く
1  耳、あご、首、肩周辺の感覚麻痺
2  あご、首、肩周辺の強ばりとつっぱり
3  耳下とあごの腫れ
4  左目の涙腺緩み(すぐに白目が赤くなり涙が出る)
5  首、肩の可動域の制限 
6  腹部手術跡のつっぱり
7  両足手術跡の痛みとかゆみ、周辺感覚麻痺      
8  開口障害
 
こうして術後の不具合を挙げていくと、
あまりにもたくさんのことがあって気分が滅入 ってしまう。


体中に傷を作ってしまって、
つくづくひどいことになっちまった。

が、多くの不具合をひとつひとつ冷静に見てみると,
「見た目・会話 ・ 食べること」も含めて、
それらのほとんどが
少しずつ改善されてきているのも事実。
特に首から肩にかけての強ばりと突っ張りの
あのどうにもいたたまれない辛さはとうになくなった。


会話と食事に関しては根本的に元に戻ることはない。
それでも病院にいた頃の状態に比べれば、
確実に回復し、格段の進歩が見られる。


数ヶ月かかってやっとここまでこれた。
だとすれば、
これからまた数ヶ月、数年という長期のスパンで捉えるならば、
きっと今以上に良くなるはずだ。


こうなってしまったこと、
失ってしまったものを
嘆き続けることはあまりにも空しい。
何も生み出さないし、
状況をますます悲惨なものにしていくだけだ。

    

期待や祈りのないところに改善はない。                             
良くなっていくことを思い、祈り続ける。  
そして大切なことは、Positive thinking !




  水木しげるさん
  心筋梗塞のため東京都内の病院で死去 93歳 
  「悪魔くん」「ゲゲゲの鬼太郎」大好きでした。
  冥福をお祈りします。

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