tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

餞別 : 724

10月3日(水)晴時々曇  退院して1139日 / 手術から1221日


朝晩すっかり肌寒くなり、
今朝通勤時の車の外気温計は16度。
まだキンモクセイが匂わないけれど、
あと半月足らずでオラがふる里の秋祭りだ。


五穀豊穣、豊作祈願。
なんて耳に気持ちよく響くんだろう。
日本の古きよき時代の原風景を呼び起こす言葉だ。


       


10月に入ったことで
術後3年と5ヶ月目に突入。
次の短期目標は3年半。


さんざんお世話になった担当医H先生による最後の診察が12月26日。
そこまで頑張れば3年7ヶ月だ。
なんとしてもそこまで元気でいることが最高の餞別かと思う。


だから、
免疫力落とさぬために
体を冷やさぬようにいたします。

とうてい敵わない : 723

10月2日(火)晴曇  退院して1138日 / 手術から1220日


まったくすごいね、
樹木希林さんの逝き方。
尋常でない強い覚悟と腹の据わり。


隠すことなく、老いも、ガンとともに生きることも見せてくれ、
最期は逝き方まで示してくれた。



彼女自身の生き方は「媚びない」というスタイルであり、
更に生きざまを晒していくスタイルを貫いた。
風向きがどこに向かおうが自分は自分というスタンス。
頑固とかわがままなんてことを超越したものだったと思う。
それは言い換えれば、
あまりに自分自身に誠実であったと言うべきか。
         
彼女の生き方にはメッセージがあった。


彼女こそがほんとうの
Rock 'n' Roll!?


    


           

苦しみの対価 : 722

9月30日(日)雨  退院して1136日 / 手術から1218日


昼過ぎから雨風を強め始めた24号は、
少しだけ台風らしさを見せたものの
夜の8時頃にはすっかり収束した。


子どもの頃の
家ごと大きく震わすほどの恐怖感を伴う台風は、
もう久しく経験していない。




さあ、明日からまた仕事だ。


本来仕事というものは
楽しみながらやれればそれにこしたことはないのだろうが、
苦痛や我慢の対価としてのみお金をもらうようになったら
それはもう悲しいことで、
自戒も込めて
その仕事は一日も早く辞めるべきなのかもしれない。



とりあえずは、
迷惑掛けたくないという一念のみで、
来年3月までの今年度を
「苦痛」と「我慢」満載ながらそこそこがんばる。


で、その先は、、、。
ま、なんとかなるでせう。


なんたって健康第一ですけん。