６月１８日（月）曇　退院して1031日 / 手術から1113日

今度の土曜日が出勤なので
今日はその繰り替え休。

何をするということもなく一日が過ぎていってしまった。

35年近く勤めてきた今の仕事、
来年3月末の年度いっぱいは勤めようと一度は決めたものの、
最近、辞めることばかりを考えている。

やっぱりおもしろくない。
いや、おもしろくないというより、
やる気がまったく湧いてこない。
仕事のストレスもあるが
それよりそんな情けない自分自身に対するストレスも大きい。

こんなんじゃ自身がつらいし、
だいいち周りに対して申し訳ない。
そろそろ限界かな。

きりのいいところで
年度途中での降板もあるかもしれない、、、。

まだまだ働く気持ちはあるし
稼がないといけないので、
ついつい求人広告に目がいってしまう今日この頃。
あまりに真剣に目を通している自分に、
はっとなるときがある。

せっかく助けていただいたこの命。
ストレスため込んでそれが原因で再発転移だなんて、
そんなことだけは避けたいものだ。

そのためにも、
早く決断せんといかんな。

６月１７日（日）曇後晴　退院して1030日 / 手術から1112日

今日はプーの散歩以外、
一歩も外へ出ることなく終日家でぼぉ～っと過ごす。

なんだか
昨日の東儀さんのコンサートの余韻に浸っているようで、
影響され続けている感じ。
この感覚は、
以前押尾コータローさんのコンサートに行った時にもあって、
現実世界から離れたところの
非日常と憧れに触れたからなのだろうな。

さて次は誰のコンサートで非日常を味わおうかしら。

今日の昼前に、
Amazonでシェーバーを注文した。
今使っているのが既に10年は経っており、
切れないしバッテリーももたないしで、
減価償却済みでもう寿命と判断。

髭剃りは、
もうこれから新しいのを買うことはないような気がする。

年齢的に考えると、
人生における買い物もいろんな物が順次、
買うことが最後最後となっていくのだろうな。

そう考えるとさびしいが、
まあ
それも断捨離か。

だが
そんなこと言いながらも、
それにしても、
嗚呼
我が物欲のすさまじいことよ。

６月１６日（土）曇後晴　退院して1029日 / 手術から1111日

東儀秀樹さんのコンサートへ行ってきた。

全席自由席という田舎ならではのおおらかさというか緩さ。
せめて顔がはっきり見えるくらいのところに座りたいと、
開場45分前に会場へ着く。

篳篥（ひちりき）や簫（しょう）といった
平安の頃から変わることなく伝わる雅楽の楽器の音色は、
東儀さんの卓越した演奏技術によってさらに琴線に触れるようで、
ただただ深く感動した。

そしてアンコールで
ピアノとのアンサンブルの「仰げば尊し」には
思わず落涙しそうになった。

東儀さんが演奏家として追い求めているもの。
それは、
失われつつある日本固有の伝統的なものや
日本人の繊細な感性や美徳だということを、
彼の演奏やお話から十分理解することができた。

今日は東儀さんの演奏で、
魂が大いに浄化できた上に
さらには免疫力もきっちり強化されたはず。