tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

愛しい瞬間 : 533

1月19日(金)   曇 退院して881日 / 手術から963日


毎日毎日、
仕事帰りのこの瞬間が愛おしい。


玄関を開ける前から必死に吠える声が聞こえる。
ドアを開けた瞬間から、
それはもう全身で喜びを表し、しっぽがちぎれんばかりだ。


我が家の次男、プー。


       


ずっとずっと癒やし続けてくれている。
どこへ出かけるのもいっしょ。


そういやあ
4ヶ月にも及ぶ入院中も、
こいつと再会することばかりを考えていた。


家の中でも行くとこ行くとこについてくる。
でも触られたり抱かれたりはあまり好きでない。
ツンデレと言うのに近いな。


         


そんな次男も既に12歳。
人で言えば後期高齢者?


後ろ足も弱くなった。
白内障にもなりかけている。
そして寝る時間も昔と比べて多くなった、、、。



こいつがいない毎日なんて想像できないが、
でも、
そう遠くない先にその日はきっとくる。


それを思うと胸が苦しくなる。



どうか1日でも
元気で長生きしてくれよな。

おもしろうてやがて、、、 : 532

1月18日(木)   曇 退院して880日 / 手術から962日


BSで「寺内貫太郎一家」が放映されているの知り
そのあまりのなつかしさに腰を据えてじっくりと見た。
その昔
大好きで欠かさず見たもんだ。



古きよき時代のカミナリ親父を中心とする一家や、
彼らを取り巻く隣人たちとのふれあいを描いたホームコメディだ。


お決まりの会話が飛び交うユーモアたっぷりの食事シーンや、
貫太郎と長男(西城秀樹)との大喧嘩、
婆さん(悠木千帆)が沢田研二のポスターを見て身悶えしながら
「ジュ〜リ〜」なんて叫んでたな。


浅田美代子の下手くそな歌さえも懐かしい。



実際に放送されていたのは1974~75年とあるから、
もう40年以上も前になるのか、、、。
その頃の自分はどんなだったか。


 小林亜星 加藤治子 悠木千帆 梶芽衣子 西城秀樹   浅田美代子
   左とん平    由利轍       伴淳三郎


皆さんテレビ画面の中で若いな。
だが今となっては、
脚本を書いた向田邦子さんを始めとして
既に鬼籍に入られた俳優さんも多い。


見てるうちに
悲しくなってきた。


おもしろうて
やがて悲しき。

あと2日 : 531

1月17日(水)   雨 退院して879日 / 手術から961日


終日雨。
気温はこの時期のそれにしては高く、
湿った少し生ぬるい空気が肌にまとわりつく。



昨日の
「忘れえぬ光景」と題したブログ、
以前にも似たような内容でアップしていたようだ。
500回も回を重ねていると、そういうこともあり得るな。
気をつけよう。



今度の土曜、
外飲みが決まった。
できて数か月の初めての店だが、評判がいいようだ。


買ったばかりのフルサイズの一眼レフを、
大げさで荷物にもなるが持ち出そう。
自慢の高感度性能を生かして、
場末の飲み屋街をふらふらと
夜の艶めかしい風情なども切り取れたらいいな。


                                      


            


    


そんなことも励みに、
あと2日を乗り切る。