tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

自重は、、、 : 513

12月22日(金)   晴 退院して853日 / 手術から935日


週末。


あさって土曜の昼過ぎから翌日日曜の朝まで、
ここ数年の恒例行事となっている
真冬の海岸大焚火酒池肉林キャンプが控えている。


ああ楽しみ楽しみ。


ドラム缶を半分にぶった切った焚火台に
そりゃもう大量の薪を次から次へと放り込む。
例年使っている量の薪をお店で買うとなったら、
かなりの額になるだろう。
すべて気象予報士Jさんが軽四トラックで持ってきてくれる。
家屋を解体した時の廃材だそうな。


東北原付ひとり旅の酒飲みNさんなどは、
このキャンプに備えてネットで斧まで買い求め、
チェーンソーの歯を日々研ぐ日々である。
まるでジェイソンではないか。
更には、
週末ごとに海岸やダムへ薪になる木材を拾い集めに
軽四トラック親戚から借りてうれしげーに走り回っている。


もうキャンプのことしか頭にない。
が、
今夜忘年会が入った。
この飲み会も、気が置けない人たちで楽しいのだが、
いかんせんキャンプの前日でありタイミングが悪い。
なにしろ、ベストコンディションでキャンプに臨みたいではないか。
仮に二日酔いでキャンプに突入して十分に楽しめなかったりしたら、
この1年を棒に振ったようなもんだ。
それはあまりにも悲しい。


だから今夜こそは
不退転の決意で自重して明日に備えよう、、、
などとふと思ってみたりもしたが、
そんなこと到底できそうもないので
今日も一生懸命飲んでやる。


年末だしな。

許してちょんまげ。 

Blance sheet : 512

12月21日(木)   晴 退院して852日 / 手術から934日


見も知らぬ多くの方から
励ましやらお祝いの言葉をいただいた。
我がことのように喜んでくださる方も。


望外の喜び。
素直にうれしく、
それらの言葉が心に染み入る。



今年の3月から
ずっとグレーの状態であったリンパ節の腫れについて、
昨日今年最後の診察で
やっと大丈夫との診断をいただけた。
そのことを昨夜ブログに載せて更新したとたんに、、、。



これも駄ブログながら続けてきたからこそ。
そしてさらに大元をたどれば、
それは
大病を得たからこそ。


何度も繰り返してきた言葉だが、
まさに
Cancer gift


             


この病で、
失ったものと得たもののバランスシートはどんなだろう?


感謝感動する力を
いっぱいいただけたことだけは
Gift のひとつに違いないな。



ありがとうございます。
おかげさまで。

今年最後の診察 : 511

12月20日(水)   晴曇 退院して851日 / 手術から933日


今年最後の
そして退院してから25回目の
診察日。


・採血          10:00
・上部内視鏡検査(胃カメラ) 10:30~
・頭頸科診察                   11:00~11:30
・形成外科        11:30~12:00 


という予約時間と内容。
当がんセンターは長時間待つということがあまりなく、
診療科同士で連携も取ってくれ
ほぼ予約通りの時間に診てもらえるのがありがたい。


 


で結果は、
血液検査と形成外科はまったく問題なし。


内視鏡では、食道、胃、十二指腸などを診てもらうも異常なし。
胃カメラは1度もえずくことなくなんの苦労もなく呑み込め余裕。
これなら朝昼晩と1日に3回呑んでみせる!


で頭頸科では、
今日も頸部エコー検査を行い、
3月以来くすぶり続けてきたリンパ節の腫れは
大きさが変わっておらず、
「もし悪いものなら急激にもっと大きくきくなっているはず」
といいうことで、
今日はっきりと
「心配ない」
と言ってもらえた。



よかった。
これで年始年末と心置きなく酒が飲める。


それと
きょうの検査で何もなければ、
フルサイズの一眼レフカメラを注文すると鼻息荒く決意していたが、
それは諸般の事情で少し先延ばし。


新しいカメラが待ち遠しいが
まずは、
体のことが大事。
ヨカッタ ヨカッタ\(^O^)/