8月14日(月) 曇 退院して722日 / 手術から804日
通院日にしては珍しく雨が降らないが、
秋雨前線の接近で崩れ気味。
退院して22回目の検診。
採血の後、MRI。
MRIはCTやPETなどと比べても、
遥かに圧迫感・閉鎖感が強い。
顔のすぐ上10センチくらいの所に顔を覆うカバーを置かれる。
CTは駄目だと言う人がよくいるが
そんな人がMRIを受けると、
多分2分しないうちに手に握らされたブザーのボタンを押すことになるだろう。
造影剤なしで15分、入れて10分を
凄まじい動作音と閉塞感の中微動だにせず堪え忍んだ。
で結果は、、、
「異常なし」デシタ。
だが5月のMRIに映った白い影が
今回もしっかりと映っている。
が、
「たぶん扁桃腺でしょう。それなら説明がつきます」とのこと。
半分転移を覚悟していただけに
安堵のため息が漏れる。
「女房のことがあり、
今私が倒れる訳にはいかんとです」
に対し担当医H先生、
「これだけ予後よくうまくいっているのに、
私も〇〇さんに倒れてもらう訳にはいきません」
先生、ありがとうございます。
帰路、霊峰石鎚山を遠く眺める
女房の入院中のプーのこと。
5月以来くすぶり続けていた自分の転移の疑い。
これでやっとどちらも片が付いた。
あとは女房の入院手術に向けて
集中して対処していける。
帰路のアクセルを踏む足も軽い。
西条市内のお気に入りの農道を走るが、
一面の裸麦畑。
味噌や焼酎の原料になるそうな。
今夜は焼酎で祝杯を上げようか。