tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

死に際に言えるか? : 355

6月24日(土)   退院して671日 / 手術から753日


どんなにつらくて
どんなに苦しいときにも、
いつも精一杯の笑顔を見せてくれた麻央さん。


死の間際に
「愛してる」
なんて言えるか?



なんて強い人なんだ。



死のわずか3日前の
麻央さんのKOKOROブログより
   
      ここ数日、
   絞ったオレンジジュースを
   毎朝飲んでいます。


   正確には、自分では絞る力がないので、
   母が起きてきて、絞ってくれるのを
   心待ちにしています。


   今、口内炎の痛さより、オレンジの
   甘酸っぱさが勝る最高な美味しさ!


   朝から 笑顔になれます。


   皆様にも、今日 笑顔になれることが
   ありますように。


迫り来る死の恐怖もあっただろうに、、、。
そんな中、
みんなが笑顔でいられることを祈っている、、、。


死の3日前に、
口に含んだオレンジジュースで
朝から笑顔になれるものか?



息絶える直前に、
「ア・イ・シ・テ・ル」
と口にして
旅立てるか?

入院中にうれしかったこと : 354

6月22日(木)   晴  退院して669日 / 手術から751日


退院して1年と10ヶ月が過ぎた今でも、
入院の日々を思わぬ日は1日としてない。


約4ヶ月の入院生活は
つらく苦しいことの連続であったが、
その一方で、
うれしくて
思わず熱いものが頬を伝いかけたことも幾たびかあった。



入院中に特にうれしかったこと


その1 術後10日ほどして、
         やっと息苦しさが薄らいできたこと。


その2 術後3週間経って、
       リハビリ科の先生が
    マッサージをするために病室へ来てくれるようになったこと。


その3 手術からちょうど1ヶ月後、
      担当医から病理検査の結果が伝えられ、
         切除部以外へのがん細胞の広がりは認められず、
        抗がん剤や放射線などの追加治療は必要ないと言われたこと。


その4  術後2ヶ月経過して、
    重湯ゼリーによる口からの食事が始まったこと。


その5  胃ろうは、
    術後1年ほど経過して再発や転移がなければ
      閉鎖することができるということを知ったこと。


その6 術後67日目で、
    のどに開けていた気管孔が閉鎖されたこと。


その7 術後71日目、入院102日目にして、
    やっと退院のめどを伝えられたこと。



思えば
濃密な4ヶ月。

我が癒やしのプー : 353

6月21日(水)   雨晴  退院して668日 / 手術から750日


  

  我が家の次男
  トイプードルのPooh 
  今年の8月で11歳
  ひと頃の勢いとやんちゃさはなくなったが、
  まだまだ元気で食欲もりもり

                  



         

お気に入りのクマ
何かうれしいことがあると
これをくわえて走り回る。




こいつを残して先に逝くことを、
真剣に思っていた2年前、、、
そんなつらいときもありました



ともに長生きしような