tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

孤独を楽しむ : 767

12月29日(土)晴時々曇  退院して1226日 / 手術から1308日


この冬いちばんの寒気団襲来で
全国的に強烈な冷え込みとなっているが、
説得、批判、叱責、嘲笑、無視その他いろいろある中で
昨日の昼過ぎから
また懲りずに海岸ソロキャンプへ発作的に行ってきた。


   


自宅から30キロ弱の今治市の海岸。
風が強いので心配だったがそこは風裏になるので
テントが飛ばされるようなことはなかった。
ただ、日が落ちてから雪が舞いだしたのには少し焦った。


沖行くタンカーの明かりや焚き火などを見つめながら
過ぎ行くこの1年を総括するはずだったのだが、
実際には風にゆらめく炎を
酒食らいながらぼぉ~っと見つめているだけだったような、、、。


          


人っ子1人おらず波の音以外は静かでよかったのだけど、
いろいろと物思いするには、
ちょっと寒すぎたかな。


まあ、冬のソロキャンプのいちばんの楽しみは、
焚き火と
そして
孤独を味わうこと。


そういう意味では、
目標は達成できまちた。




さびし~っ! : 766

12月26日(水)雨後曇  退院して1223日 / 手術から1305日


また雨。
診察日というと雨降り。
それもずっとお世話になってきたH先生による
最後の診察だというのに。


退院してから通算30回。
通院日の降水確率は少なく見積もっても85%はいくだろう。


       


担当医の頭頸科では、
視診と触診、鼻からのスコープ、そして頸部エコー。
右頸部リンパ節に1カ所腫大が認められるが、
かなり以前から大きさ形ともに変化ないので心配ないでしょうとのこと。


診察終わりに雑談。
てっきり広島の病院に異動するのかと思っていたら、
なんと開業するのだとか。
広島の袋町と言うと、パルコとかのすぐ近くだ。
市街地もど真ん中? すごいねえ、そんなとこ。
「ご用の際は是非どうぞっ」だって。


5年寛解したら、
遊びと報告がてら診察してもらいに行こう。


写真撮らせてもらったりツーショットを看護師さんに撮ってもらったり。
自慢のニコンのフルサイズを鞄から取り出したら、
そのあまりのごつさに、H先生も看護師さんたちも大笑いしてました。


  


気持ちいっぱい込めたお手紙は、
照れくさいので看護師さんにあとで手渡してとお願いした。


最後はお互い深々と頭を下げてサヨウナラ。
次は3月に恐怖のPET-CT。
だがそのときにはH先生はもういない。



さびしいけど仕方ないね。



こんなときいつも脳裏を巡るのが、
井伏鱒二が訳した漢詩の一節。


「さよならだけが人生だ」


非っ常にさびし~っ!!  [財津一郎風に]


いよいよ明日は : 765

12月25日(火)晴  退院して1222日 / 手術から1304日


明日は
退院してから30回目の診察日。
そして
担当医H先生による最後の診察日。


形成外科、歯科、そして頭頸科。



昨日、先生にお礼のお手紙も書いた。
万感の思いを込めつつも、
重くならぬように感謝の気持ちを込められたと思う。


明日もこれまでそうしたように、
高速使わず片道およそ1時間10分の下道を
グレゴリオ聖歌とアヴェマリアのオムニバス盤を聴きながら、
いろいろ物思いしながら行くとする。


そして大袈裟だが
明日は我が愛機、フルサイズの Nikon を持ち出して、
N先生をいっぱい撮ってこよう。



 
今夜は職場の忘年会だが、
明日の診察に備えて欠席して酒を断つ。


その代わりという訳ではないが
ギターを多めに弾いてみる。
なんだか「宵待草」を弾きたい心境だが、
残念、忘れちまって半分も弾けやしない。
数少ない得意曲だったはずなのに。


竹下夢二作の詩はどうだったか。
       待てど暮らせど 来ぬひとを
    宵待草の やるせなさ 、、、、。


あとは、、、
忘れた。