10月10日(火)曇時々晴 退院して2987日 / 手術から3069日
神無月を迎えた途端すっかり秋めいて、
日差しの強さはまだ残るものの、空高く空気が爽やかだ。
朝晩はめっきりと肌寒く、夏布団の下にタオルケットを重ねる。
彼岸花が儚くもその短い開花の時を終え、
黄金色に色づいた稲穂がたわわに実り、
傍目に見る者さえも心はずむ待ちに待った収穫の日を間もなく迎える。
今朝、一瞬ほのかに甘く金木犀が匂ったと感じたが、気のせいだったか。
老若男女が狂喜乱舞する秋祭りも近い。
五穀豊穣、豊年満作。
一病息災。
人生長く生きていると、
不安 不満 不具合いろいろあるけれど、
取り敢えず、今日も酒が旨い。
日々、そこいらじゅうにたくさん転がっているであろう
小さな幸せに気づけますように。
足るを知りたいと、
切実に思うこの頃。