tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

ユーミンと藤村 : 786

2月17日(日)曇後晴    退院して1276日 / 手術から1358日


CDでも借りようかと
昨日本当に久しぶりにTSUTAYAへ行った。


借りたのは
ノラ・ジョーンズと荒井由実。


若い頃は、ユーミンのあの独特の歌い方が鼻について
ほとんど聴くことはなかったのだが、
不思議なもので、不惑の年を越えたくらいから急激に好きになっていった。
特に好きなのは、
『ひこうき雲』『中央フリーウェイ』『春よこい』の3曲。


中でも、『中央フリーウェイ』の歌詞を聴くと、
その情景が目に浮かぶようで。
  
  中央フリーウェイ
   右に見える競馬場
     左はビール工場



そして昔からなぜかその部分を聴くと必ず、
島崎藤村の『夜明け前』の冒頭部分が連想されてしまうから不思議だ。


  木曽路はすべて山の中である。


なんでだろうね。
でも、そういうことって誰もがひとつふたつあると思う。



藤村の作品に熱中し始めたのも
庄野真代さんが歌う『中央フリーウェイ』を聴いたのも、
どちらも自分が高校生の頃か、、、。



はあ、
思えば遠くへきたもんだ、っと。


        

                          


今日夕方、近くの田んぼで
春を見つけた。

どいつもこいつも : 785

2月14日(木)時々曇   退院して1273日 / 手術から1355日


クリスマスは、
1000歩譲って許してやってもいい。
もはや冬の風物詩として定着した感があるので。


だが、ハローウィーンと今日のバレンタインデーだけは、
どんなことがあっても認めたくないし、
関わりたくもない。


いったい、どいつもこいつも、
日本人としてのアイデンティティはないのか?
個としてのレゾン・デートルはどうなのか!
えッ!!
あまりにも簡単に周囲や流行のなすがままだ。
浅はかすぎるぞ、日本人!



とかなんとかいいつつも,
見目麗しいご婦人から
微笑みながらチョコレートのひとつふたつ手渡されたりした日には、、、。
とたんにニッポン人としてのアイデンティティどころか、
もうどこの国の人でもいいや。


そんな夢のようなこと、ないかねえ。


   

少し悔やむ : 784

2月11日(月)曇時々雨   退院して1270日 / 手術から1352日


昨日、市外のショッピングモール内のシネマコンプレックスへ
『ボヘミアン・ラプソディー』を観に行った。


一言で言えば、
フレディ・マーキュリーの伝記と言うかサクセスストーリーなのかな。
最後のライブエイドの場面は圧巻で感動を覚えた。


彼が亡くなったのは1991年、45歳のときだというから、
生きていれば70歳越えてるのか。
それにしてもQueenの音楽は、未だに輝きを失ってないな。


クイーンのLPをはじめとして
ほとんどのレコードを息子にくれてやったのが今となっては少し悔やまれる。




今日は何もしないしたくない完全休養日。
3時間も昼寝しちまった。


情けないがまた週末だけを見据えてすこしだけがんばる。
さあ、黒伊佐錦の湯割りで景気づけだ。