懲りることなく : 1020
5月2日(月)晴 退院して2466日 / 手術から2548日
快晴なれど
終日風強し。
ハナミズキの枯れ落ちた花が宙に舞う。
山の緑が日に日に濃くなっていく。
新緑が目にまぶしい。
先日、満を持して、いや我慢しきれずに、
ついに外飲みに出かけた。
3ヶ月ぶりか。
飲み屋街にも客足は少しずつ戻りつつあるようだが、
それでもまだコロナ禍以前の賑わいにはほど遠い。
人があまり歩いていないネオン街というのはさびしい。
3件目の馴染みのショットバー。
こんなのあるよと、棚の奥から大事そうに出してくれたのが
「竹鶴35年」
値段聞いてびっくりたまげた。
今は100万以上するそうな。
ワンショットいくらで飲めるかと聞いたら、
「安くしてあげて4万はもらいたい」だと。
飲む代わりに恭しく瓶の頭を撫でさせてもらった。
3件目を楽しんで帰宅したのは1時頃だったか。
目覚めてしんどくもないし二日酔いもない。
まだまだ捨てたもんじゃないなと、
そんなところで変に自信をもったりしている。
病院でお世話になっていたときには、
「酒など二度と飲まなくてもいい」とまで思っていたのに。
「のど元過ぎれば、、、」
我が人生、
懲りることなく、この繰り返しデス。