tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

午後2時 嵐の前の静けさ : 1028

9月18日(日)雨 退院して2605日 / 手術から2687日


午後2時。
早朝から断続的に小雨。
時折庭の木が軽く揺れる。


見渡す限り低く分厚い雲が垂れ込めているが、
瀬戸内海沿いの当地では
まだどれほどの台風の影響も感じられない。
嵐の前の静けさか。



せっかくの3連休なのに、
楽しみにしていたバイクにも乗れやしない。
分かっていたこととはいえ、あまりにも残念。
本を読むのにも飽きてきたのでギターを弾いてみる。


思いつくままに数曲弾いてみるけれど、
少し前まで弾けていた曲が
指が動かなかったり忘れていたりで歯がゆい。
その中でもまずまずな出来なのが “M”


初老のオヤジには少し気恥ずかしくて似つかわしくないが、
それでもいいものはいいのだと無理矢理思い込む。
ソロギターなんで歌ったりはしないが、
それでも気に入っている歌詞が頭の中を行き来する。


 「季節はまた変わるのに 心だけ立ち止まったまま」


 「星が森へ帰るように」


特に、「星が森へ帰るように」なんてすごく素敵な表現だね。
凡人には思いつかないな。




そうこうしているうちに
ヤマモモの葉が突然強く揺さぶられ始めた。
細く高く伸びたユーカリの木が心配だ。


心配しても仕方ないので
引き続きギターを弾く。


次は、
「宵待草」



                        

×

非ログインユーザーとして返信する