希望の頂 : 1069
5月1日(水)雨 退院して3151日 / 手術から3233日
入院中の心身ともに苦しく絶望の淵にあった頃から、
ことあるごとに魂の支えとなり、
そして病むということを前向きにさせてくれた言葉がある。
玉島にある教会の牧師の詩。
今でも折に触れ、
自戒を込めて反芻する。
病まなければ
聞き得ない慰めのみ言葉があり
捧げ得ない真実な祈りがあり
感謝し得ない一杯の水があり
見得ない奉仕の天使があり
信じ得ない愛の奇跡があり
下り得ない謙虚の谷があり
登り得ない希望の山頂がある
健康で病むことを得なければ、
決して見ることの叶わなかった希望の頂を、
こうして日々歩んでいられることの奇跡。
このありふれた日常こそが、
希望の山頂であるということを
忘れてはならないと思う。
