再生1日目 : 113
4月1日(金)雨 退院して222日 / 手術から304日
起床 6時 00分
いよいよ
今日という日が来た。
去年の春からほぼ1年間の休職を経てついに。
もう二度とこのような日が訪れることははないだろうと思っていた。
復帰どころか、
命をつなぐことさえ諦めていたのに。
朝早くから東北原付旅のNさんからメール。
「いよいよですね。
多分、疲れると思うので、
テキトーにこなしてください」
ありがとうございます。
校長室で辞令をいただき着任式を済ませたのち、
異動にともなう事務処理をして10時前にには終了。
今日は新しい学校の先生らにはほとんど会わず、
最初の職員会ではどう自己紹介したものか。
少し気が重いが、
職場復帰のためには越えなければならないハードル。
夕方、私のことをいつも案じてくれている千葉に住むいとこに
メールで復職を報告。
そのいとこの母親がまだ元気だった頃にくれた
クリスマスローズの写真を添付する。
もうもらって10年は経つだろうか。
そのおばも4年前に鬼籍に入ってしまった。
今年も地植えの数株が綺麗に花を咲かせている。
このクリスマスローズは、
なくなったおばの想い出そのものだ。
夕食は赤飯でお祝い。
生かされたこの命を
今度は、
大切にしていきます。
昨日、 古舘伊知郎さん、「報道ステーション」ラスト
「浪花節だよ人生は」の一節
「人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝で死ぬ」を引用し、
「死んでまた再生します。ありがとうございました」
と12年を締めくくった。
私も
「死んでまた再生」
したようなものです。