ありのままを : 115
4月6日(水)晴 退院して227日 / 手術から309日目
今日も終日職員会。
午前中の職員会の休憩時に校長室に呼ばれ、
「新任式などで生徒に先生のことを紹介するときに
どう紹介したものでしょうかねえ。
また先生方にも先生のことをどうお伝えしましょうか」
という相談があった。
教員には「舌癌で舌のほとんどを失って」
ということを言ってもらって構いませんと答え、
職員会の最後にそのことについて説明があった。
職場復帰するに当たって、
お喋りの問題でいろんな場面で配慮していただく必要がある。
だから自分の病状については、
はっきりと知ってもらった方がいいと思っていたので
なんだかすっきりして気分が楽になった。
生徒には
「舌の手術をして、まだ少し聞き取りにくいですが
集中して話を聞いてあげてください」
というような説明をしていただくことに。
復帰に備えて運動靴も
いろんなところで
いろんな人に
いろんなことで
気を遣っていただいています。
そのことを忘れず
いつも感謝の気持ちを忘れないようにしないと。
夕方、以前職場が同じで今も懇意にしてもらっている方からメール。
3日後の土曜日に、
復帰を祝って私を「囲む会」を催してくださることになっている。
お店や時間などの連絡の後に、
「ちなみに母にこの会合について話したら、
涙を流して喜んでおりました。
私も嬉しくてたまりません」
私がここまで元気になったことを、
そこまで喜んでくださる方がいるのかと思うと、
思わず熱いものがあふれてきそうになりました。