至福のプラマイゼロ [145]
7月31日(日)晴 退院して343日 / 手術から425日
昨日昼過ぎから
以前の職場の同僚、Jさん・Nさんの3人で
愛媛県最北端の「大角の鼻」(おおすみのはな)
へキャンプに行ってきました。
二人と会うのは
6月11日にNさんのキャンピングカーで飲んで以来です。
すぐ目の前の
潮が川のように流れる海峡に
大きなタンカーや漁船が絶え間なく行き来し、
ほんの少し沖には
愛媛や広島の島々がたくさん連なるように存在します。
右手には
しまなみ海道のいちばん今治寄りの来島海峡大橋も望まれます。
16時前にはテント設営を終え
みんな競うようにして冷えたビールを口にする。
日差しはきついが
海風が心地よい。
海峡に行き交う船々と、
刻々と色を変える空も酒の肴に
各自持ち寄った酒やつまみで至福の数時間。
波の音。
ラジオからなつかしい音楽。
灯油ランプの灯り。
ライトアップされた来島海峡大橋。
そしてくだらなくも楽しいお喋り。
とりあえず今のところ文句ありません。
いい気持ちでテントに入ったのが11時頃。
聞こえるのは波の音だけ。
テントの中で読もうと持ってきた文庫本は、
2ページも進みませんでした。
今朝はみんな5時前に起床。
各自ご飯炊いたりカップ麺のお湯を沸かしたり。
ゆったりとイスに座って
昇る朝日を眺める。
こんな時間がずっと続けばいいな。
このキャンプで
しっかりと免疫力あげられました。
いや、
大量のアルコール摂取でプラマイゼロか。
秋になったら
またこの地でやろうということに。
8時過ぎには
もう一泊したいような後ろ髪引かれる思いで
大角の鼻を後にして帰路につきました。