海を見に [164]
8月25日(木)晴 退院して368日 / 手術から450日
啄木の歌に
「ゆえもなく海が見たくて海にきぬ
こころ傷みてたへがたき日に」
とか、
「砂山の砂に腹這ひ
初恋の
いたみを遠くおもひ出づる日」
なんていうのがあります。
心がつらくてたまらんかった。
そして
初恋のほろ苦い追憶にどっぷりと浸りたかった。
とかいうようなことはあまりなくて、
ただ海が見たくて
ふらっとやって来ました。
そんなことも
たまにはありますよね。