現実逃避 [166]
8月27日(土)晴 退院して370日 / 手術から452日
昨夜から
久しぶりに少しまとまった雨。
でも今朝は9時頃にはやんでしまった。
道や葉っぱの汚れを洗い落とし、
地表の熱を奪い去るくらいザーッと降ればいいのに。
最近肩が痛くて
ギターの時間がどうしても短くなり、
その分読書の時間が増える。
本というと最近よく思うのがその値段。
本当に本も高くなってしまった。
250ページほどの文庫本でさえ500円 (>_<。)
どうも2年ごとくらいに上がっているように思う。
若いときは芥川賞・直木賞受賞作なんかほとんど買ってたけど、
今じゃ新刊本なんてなかなか思うように買えない。
だから最近は中古本を買うことも多い。
4ヶ月近い入院中に読んだ30冊ほどの本も
ほとんどがブックオフで買ってきてもらったもの。
入院中に買った数少ない新刊本の一冊が「火花」。
今となってはなつかしい。
古本と、
さらには
昔読んだ本を読み返すことも多くなった。
で、今読み返しているのがこれ。
1991年に河出書房から発行され直木賞を受賞し、映画化もされた。
香川県の観音寺を舞台にした青春小説。
もう四半世紀も過ぎた。
若いときと今の読後感の違いなども、
我ながら興味深い。
年齢によってこうも感じ方や受けとり方が違うのかと。
これから先どれだけ病院代にかかるかわからないし
節約できることはしとかないとな。
それにしても、
読書への欲求がおさまらない。
体や仕事のことなど、悩み多きオッサン。
これも現実逃避の表れか (>_<。)