妬 み : 279
2月24日(金)曇後晴 退院して551日 / 手術から633日
昨日の啄木に続いて、
今日は
俵 万智 さん。
30になる前だったか、
俵さんの「サラダ記念日」を目にしたとき、
常人離れしたその鋭い感性に
淡い嫉妬にも似た感情を覚えたことを今でも記憶している。
思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ
「また電話しろよ」「待ってろ」いつもいつも命令形で愛を言う君
潮風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて貝殻になる
母の住む国から降ってくる雪のような淋しさ 東京にいる
今日までに私がついた嘘なんてどうでもいいよというような海
チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ二月
きつくきつく我の鋳型をとるように君は最後の抱擁をする
ブーゲンビリアのブラウスを着て会いにゆく花束のように抱かれてみたく
「愛は勝つ」と歌う青年 愛と愛が戦うときはどうなるのだろう
二週間先の約束嬉しくてそれまで会えないことを忘れる
自分のようなおっさんでも
いいなと思うんだから、
うら若き恋する乙女には、たまらんだろうあな。
ましてや
不倫中の女性などにとっちゃー
どストライク!?
今週の月曜から始まった
エラ・あご・のどの強いツッパリと
お喋りの不調、
いまだ改善されず、、、、。