それぞれの自問 : 285
3月11日(土)晴 退院して566日 / 手術から648
暖かくて穏やかな1日。
15度近くまで気温も上がったようだ。
ここ数年治まっていた花粉症が、
今年は少しひどい。
とくに目がかゆくてたまらん。
東日本大震災から6年。
震災遺児たちの6年を追うドキュメンタリー番組を見る。
震災で両親と兄弟を失い、
今春大学を卒業し就職する若者が言う。
「自分が生かされた意味を問いながら
世の中に貢献するところで
懸命に
前向きに
生きていきたい」
また、
「震災に遭ったからこそ
気づいたことや
出会いがあった」
とも。
二十歳やそこらの
しかもこの世で地獄を経験したであろう若者が、、、、、
懸命に生きようとしている。
思わず落涙。
だが、かんたんに同情の涙を流すことなど、
必死で生きてきた彼らにとって
失礼というものだ。
大災害から6年、
その間ずっと生かされていることの意味を
自問しながら生きてきた方々がいる。
そしてこれからも
もその問いは続いていく。
私の
生かされている意味とは、、、、。