術後3週間前後の頃 : 30
この頃のだいたいの状況は、
・睡 眠 23時半前後に就寝、朝6時くらいに起床
数回は目覚めるも安定
・食 事 術後2週目から、3食とも胃ろうでの食事 メイバランス
・喉の傷 炎症治らず、毎日診察で洗浄
・首と肩の強ばりとつっぱり ほとんど改善せず、常につらい
・エラから頬にかけての腫れ まったくひかず、鏡見るたびに気が滅入る
・顔のむくみ 6/17くらいから、朝起きてから2時間くらいはむくみひどく、
まぶたも腫れて自分のお腹さえ見られない
・呼 吸 動くとまだしんどくて、首と肩の強ばりと相まって廊下の散歩もつらい
6月19日(金) 採血 入院50日 手術から18日
・顔のむくみひどく、これはリンパの流れが悪いせいか。
・歯科診察 10:30 ブラッシングの仕方教えてもらう。
・リハビリ 15:15~35 相変わらず気持ちよい。
・どうにか読書をし始めたが、やはり同じ姿勢を保つことがしんどい。
・お尻の軽い床ずれ様の症状に、ヒルドイド軟膏を塗り始める。
6月20日(土) 入院51日 手術から19日
・顔のむくみひどく、口内も腫れている。
・肩が特にだるくてやりきれない。
・昨夜よりお腹の傷口が強くつっぱっるので、テープ交換してもらう。
・西加奈子「通天閣」根性で読了 。
・妻が愛犬プーを車に乗せてきているとのこと。
会うとあとが悲しくなるのでさんざん迷った末会う。
駐車場まで行くのに、首と肩ががしんどくてたまらん。
2ヶ月ぶりの再会は、すぐの別れでうれしくも悲しい。
6月21日(日) 入院52日 手術から20日
・顔とまぶたのむくみ特にひどく、太ももの付け根さえ見えず。
・両足ガーゼ交換
・職場の同僚続けて2人見舞いに来てくれるが、
1人目の時、顔のひどいむくみとあまりの倦怠感とで面会を断る。
お詫びの言葉をホワイトボードに書き、看護師に託す。
心から申し訳ない。
・泊まり込みの看病に疲れ、心身共にしんどいはずなのに
明るく振る舞おうとする妻に、改めて深く感謝。
・大学生の息子からめったにないメール
「体調はどんなん? リハビリ頑張って」と愛想もくそもない。
が、それで今日が父の日であるとともに、
今日が息子の誕生日であることに気づく。
6月22日(月) 採血 入院53日 手術から21日
・顔と口内のむくみひどし!
以前からのほっぺとエラの腫れとの相乗効果?で、顔がえらいことになっとる。
・リハビリ科の S先生
なんと今日から午前と午後の2回来てくれることに (°□°;)。うれしすぎる!!
・松山千春が歌う「津軽のふるさと」ラジオから流れ、
歌われる景色が目に浮かび
その哀切な調子が深く心に沁み入って離れない。
退院してすぐに買い求めた
6月23日(火) 入院54日 手術から22日
・ 顔と口内 むくみが半端ない。
・今日で抗生物質の点滴を終了の知らせ
夕方、留置針を抜く。
久しぶりに不自由なく動けることのうれしさよ。
・リハビリ 11:00~ / 15:00~
日に2度のマッサージなんて、入院してからこんなうれしいことはない。
・DVD「東京物語」を見る。
小津安二郎監督独特の淡々とした表現がもの悲しく、
やけに切なくなってきて見るのを途中で止める。