tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

ちょうど2年前 : 339

6月1日(木)   曇  退院して648日 / 手術から730日


一昨年の今日、
朝の診察で
あまりにも突然の緊急手術決定。


前の日、術後4日目で
お医者さんと看護師さんの力を借りて立ち上がり、
歩行器にもたれかかるようにして必死になって
廊下を隔てた真ん前の診察室へ歩いて行けたというのに、、、。


舌のあったところに移植した腹直筋による皮弁に
血が通わなくなり、
せっかくの再建舌が壊死を起こし始めていたということだった。


術前説明で
約10%の確率でそういうことが起こりうると聞かされてはいた。
しかしまさかそれが自分に起こるとは、、、。



また手術と聞かされ、
その意味を理解するのに少し間があった。
そして不覚にも
熱いものが一筋二筋頬を伝い流れた。


だが周囲で医師や看護師らが慌てて準備する様を
なぜか冷静に眺めていられたのは、
もう半ばやけくその心境だったからか。


見送る看護師さんたちに手を上げてバイバイした。
せめてもの空元気。



手術で中心となる形成外科の先生が
「つらいね。
 センタのー最高の技術とスタッフで頑張るからね」
と励ましの言葉をかけてくださり、
頭頚科の看護師さんが2人、
手術室の入り口までついてきてくれ
いろいろと声かけをしてくれたことがとてもうれしかった。



この2回目の手術が13時間。


目覚めると
また恐怖のあのICUだった。


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