ちょうど2年前 : 339
6月1日(木) 曇 退院して648日 / 手術から730日
一昨年の今日、
朝の診察で
あまりにも突然の緊急手術決定。
前の日、術後4日目で
お医者さんと看護師さんの力を借りて立ち上がり、
歩行器にもたれかかるようにして必死になって
廊下を隔てた真ん前の診察室へ歩いて行けたというのに、、、。
舌のあったところに移植した腹直筋による皮弁に
血が通わなくなり、
せっかくの再建舌が壊死を起こし始めていたということだった。
術前説明で
約10%の確率でそういうことが起こりうると聞かされてはいた。
しかしまさかそれが自分に起こるとは、、、。
また手術と聞かされ、
その意味を理解するのに少し間があった。
そして不覚にも
熱いものが一筋二筋頬を伝い流れた。
だが周囲で医師や看護師らが慌てて準備する様を
なぜか冷静に眺めていられたのは、
もう半ばやけくその心境だったからか。
見送る看護師さんたちに手を上げてバイバイした。
せめてもの空元気。
手術で中心となる形成外科の先生が
「つらいね。
センタのー最高の技術とスタッフで頑張るからね」
と励ましの言葉をかけてくださり、
頭頚科の看護師さんが2人、
手術室の入り口までついてきてくれ
いろいろと声かけをしてくれたことがとてもうれしかった。
この2回目の手術が13時間。
目覚めると
また恐怖のあのICUだった。