2年前のあの頃 : 444
10月10日(火)晴 退院して779日 / 手術から861日
一昨日から暑さがぶり返し、
昨日などは久し振りに扇風機を回した。
今日も気温は28度まで上がったようだ。
あの頃はどうだっただろうかと
入院中から書き始めた記録をたまにめくることがある。
なつかしさ、半分。
気の緩み戒めるため、半分。
で、
2年前の今頃はどうだったろうか。
2度目の手術から4ヶ月ちょい、
退院してひと月半頃のこと。
10月7日 退院46日目
・リハビリに冗談半分でテレビ体操を試しにやってみる。
腕や足が伸びない曲がらないなどまともにできないところ多く、
簡単に息が上がる退化した我が体に愕然とする。
10月9日 退院48日目
・市会議員の高校の時の同級生F来るも、
居留守を装い出ず。情けない!
・大学の時の友人Mから電話あるも出ず。
留守電に録音された声を聞きながら、
更に情けなくも悲しくなってくる。
10月10日 退院49日目
・出かけたショッピングモールのフードコートで昼食。
炒飯を注文するが、食べにくくて焦って食べたりして
味をあまり感じることができず、少し落ち込む。
・帰りに家人説き伏せて、焼酎を買ってもらう。
お湯割り1杯だけ。
心身に染み渡る。
この時の酒の旨さはずっと忘れない。
10月12日 退院51日目
・悩みの種であった左のほっぺたとえらの腫れが、
術後4ヶ月を超えてようやくひき始めて来た。
もう元には戻らないのではないかと案じていただけにうれしい。
この頃は落ちた体重を何とか戻そうと
食べにくいのを我慢して、
ごはんだけでなくお昼と夜のもおやつなども
食べることのリハビリを兼ねて
必死になって食べていた。
人にも会わず、
電話にも出ない、
いわばひきこもりのような日々。