まだこんなはずじゃ、、、: 667
7月20日(金)晴 退院して1063日 / 手術から1145日
若いときは
常に何かを探していたり、
普通であることに疑問を抱いたりしていた。
そして
「ここでないどこか」
を常に求めていた。
だが
世の中に揉まれ
ある程度の歳になると、
そんな場所などはどこにもないことを
ふとある時知るのだ。
甘っちょろい言葉でいうと
『自分探し』
みたいなことなのか・・・。
でもねえ、人生の先が見えてきたこんな歳になっても、
まだ甘っちょろい自分がいる。
「こんなはずじゃない」と。
いったい何がどういう風になればいいのか
それはよくわからないけれど、
未だに人生に妥協しきれない未練があるのは確か。
昔、といっても15年位前?に読んで
すっかりその世界観の虜になってしまった写真家、小林紀晴さんの
『 ASIAN JAPANESE―アジアン・ジャパニーズ』
という本を久しぶりに読んだら、
そんなこんなの若僧みたいなことを思ったりしたのさ。