tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

不満の手 : 710

9月14日(金)曇一時雨  退院して1120日 / 手術から1202日


術後3年も過ぎると、
あの苦しさと引き替えに身につけたはずの感謝の気持ちが薄れ
不平不満が我が狭量な精神に充ち満ちてくる。
そんなときに
その都度思い起こす詩がある。



   「のせる」


  不満の手に


  どのように大きい恵みがのせられても


  小さく 小さく見えましょう


  感謝の手に


  どのように小さい恵みがのせられても


  大きく 大きく見えましょう


  目ではなく心が見るのです




岡山県玉島の牧師であった、河野進さんの詩です。


入院中や退院してからの休職中に、
河野さんの詩によってどれほど魂の救済を得ただろう。


不満の手か、
それとも感謝の手を差し出すのか。
それは自分次第なのだ。



いっぱいあったはずの Cancer gift。
忘れてしまったんでは、
あんなにつらく苦しい思いをした甲斐がない。

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