tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

動揺する : 713

9月18日(火)晴曇  退院して1124日 / 手術から1206日


もうすぐ秋のお彼岸というこの頃に、
この赤色が目に飛び込むと
毎年決まって思わずはっとさせられる。
軽い動揺を覚えると言った方がいいかもしれない。


それはその名前があの世を連想させるからか、
それともその毒々しいまでの妖しい姿故か。


事実、この花には、
花、葉、茎、根とすべての場所に毒があるという。


           


「曼珠沙華」は梵語であるサンスクリット語で
「天界の花」という意味であることを先日何かで読んだ。


ということは、
三途の川の向こう岸には、
この妖しくもおどろおどろしい花が辺り一面に咲き乱れていると、、、。


うーん、映像としてなかなか気味のいいもんではないな。


だがこの先誰もがその川を渡ることは必定なのだから、
負のイメージを少しずつ払拭して
その日に備えておかなければならない。


そこで何かイメージアップにつながることはないかと花言葉を見てみると、
赤い彼岸花のそれは、
 情熱
 独立
 再会


「再会」というのがちょっと引っかかるが、
なかなかいいではないですか。



そういやその昔、山口百恵さんの歌に
「曼珠沙華」まんじゅしゃと読ませていた)というのがあったな。
ユーチューブで早速見てみる。


  涙にならない悲しみのある事を知ったのは つい この頃
    形にならない幸福が何故かしら重いのも そう この頃


ああ、やっぱりこれ以上ないくらい暗く重い内容だった。
わざわざ見るんじゃなかったわ (>_<)

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