tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

ふたつの話 : 76

10月13日(火) 晴時々雲      退院52日目/手術から134日                                  


最近気になったというか
共感を覚えた話し2つ。 


   実際健常者といると、
   自分が健常者ではないことで置いてきぼりにされるので、、、。  
  『話しても通じない』                                                         
   通じるまで耳を傾けてくれる人  
   適当に流す人  
   分かれてくるのです               
   話すことに嫌悪感を覚えます          - ある舌癌患者のブログより -   



  「的場さんの優しさに嬉しくて、泣きそうになった」
  「大きな病気になるとね、
   神様から人を見る力が貰えるんだよ!
   って教えてくれた人がいたけど。
   早々に神様からのプレゼントをもらえたのかもね」      - 北斗のブログより- 
                                                                                                             


2つの話には
共通することがあります。
ちゃんと向き合ってくれる人と上っ面だけの人。
以前にも増して近寄ってくれる人と遠ざかっていく人。


人を見る力がついたというより
そういうことに敏感になったというのかな。
周囲の人間も
自然淘汰でされてくる感じですね。
英語のことわざに、
 A friend in need is a friend indeed. 「まさかの時の友こそ真の友」
というのがあるけど
実際そうでした。


        金木犀が匂います


自分がこんなにひどいことになって、
ただつまずいただけで終わらせたんじゃ
もったいないし、くやしい。


人を見る目だとか、
人のつらさに寄り添えるだとか、
いろんなことに気づけるようにならなきゃ
がんになった意味がないじゃないか。


           



  「少年記 オサム14歳」森 詠  読了  
    すがすがしい読後感
            古き良き青春群像

×

非ログインユーザーとして返信する