店を予約するということ : 529
1月15日(月) 晴時々曇 退院して877日 / 手術から959日
先日、
3月中旬に予定している職場のちょっと豪華な酒宴の席の予約を
この自分が取った。
そりゃ、根っからの酒好きだからいろんな店を知っている。
そして店探しは独自の嗅覚が働いて昔から得意で
よく任されてもいた。
まあ、そんな過去の栄光?はさておいて
何が言いたいのかというと、
この舌ほぼ全摘の人間が、
不自由な喋りながらも自ら電話してお店の予約をしたということだ。
術後2年と7ヶ月。
電話をかけるという健常者にとってはごく普通のことが
ようやく大きなストレスなくできるようになってきた。
術後半年位までは
電話をするなんてことは到底考えられなかった。
それどころか電話のベルが鳴ると、
ビクッとして耳を塞いでいたくらいだ。
そういやあ、
宅配便や来客があっても
居留守を使うようなつらい日々もありました、、、。
遅々たるものであるけれど、
おしゃべりと心の回復が
目に見えぬ速度で進んでいるのだと、
実感できた日。