無駄にすまい : 654
7月4日(水)曇後晴 退院して1047日 / 手術から1129日
暑かった。
午前11時近くまで大雨警報が発令されていたが、
実際には雨どころか晴れ間が広がり始めるなど
あやうく猛暑日になろうかという勢いだった。
手術から丸3年経過したから
がんサバイバー4年生だ。
のど元過ぎればなんとかで、
大病してこその
気づきや謙虚さ、
そして周囲への感謝など、
いっぱいつらい思いした分いっぱい学んだはずだったのに、、、。
しんどい思いした分、
人間的に成長できたと思っていたのは錯覚だったのか。
そんな体たらくの今日この頃。
そういうときはこの詩を思いだそう。
術後の苦しいときに初めてこの詩に触れ、
思わず目頭が熱くなるほどの感動を覚えたことが懐かしい。
病 む
病まなければ
聞き得ない慰めのみ言葉があり
捧げ得ない真実な祈りがあり
感謝し得ない一杯の水があり
見得ない奉仕の天使があり
信じ得ない愛の奇跡があり
下り得ない謙虚の谷があり
登り得ない希望の山頂がある
大病したことが
決して無駄にならぬよう。