tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

3年前の思いはどこに、、、: 588

4月14日(水) 曇雨 手術から1048日 / 退院して966日


朝からどんよりとよどんでいた空から、
夕方前になって雨が落ちてきた。


プーは
雨降りの時はカッパを着せるのだが、
そうすると歩きたがらないので散歩が面倒でいやだ。


まあ、なんにしても
休日に雨というのは勘弁して欲しいもんだ。



昨夜全く突然に外のみの誘いがあり、
ほいほいと出て行った。
帰宅は今朝の1時半。
好きだねえ、ほんと。


こんなに酒食らってるのを
がんセンターの先生が知ったらどう言うだろうか。
教育的指導は必至だな。



もう酒なんて一生飲まなくてもいいと、
あんなに強く思っていた3年前の手術前後の頃がなんだかなつかしい。

涙の川に溺れる日々も : 551

2月14日(水)晴 退院して907日 / 手術から989日


いい天気だ。
車中暖房を効かせていると暑くなり、
外気温計を見たら12度もあった。
東・西日本は一時的に春の暖かさとなり、
中国、九州北部で「春一番」の発表があったそうな。


病院への下道1時間10分は、
いつもならグレゴリオ聖歌を聴きながら行くのが習慣になっているのだが、
今日は久し振りにエリック・クラプトンを聴く。
素敵なが曲がいっぱいあるが、
いちばん好きなのは River of Tears
行き帰りで何度も繰り返し聞いてしまった。



歌詞にもあるように、
「涙の川に溺れ」そうだ。



退院して26回目の診察。
血液検査も異常なく、
右側の気になるリンパの腫れが依然としてあるが、 
それは昨年からずっとあるやつで、たぶん反応性のもので心配ないだろうとのこと。
その辺のことも含めて3月28日のPET-CTで詳しく評価しましょうと。
診察最後の、
「すごく順調です」
の一言に胸を撫で下ろす。



帰路
クラプトンの River of Tears を聴きながら
過ぎ去りし絶望と苦悩の日々を思い出す。

これでいいのだ : 550

2月13日(火)曇 退院して906日/ 手術から988日


3連休の土、日曜日に
尾道と鞆の浦への小旅行へ行ってきた。
やっぱり旅情を感じながらのお酒は格別だ。
                                                   志賀直哉旧居から尾道水道を望む  

              


  


で、3連休明けの今日は
抜け殻。
放心状態。
虚脱。
自身を形容するとそんな言葉しか思い浮かばん。


                        

                                      


そんなことでいいのか!
というような
お叱りや激励の言葉が各方面から飛んできそうだが、
仕方ないのだ。
そして
これでいいのだ!
となんだかバカボンのパパみたいになってしまっているが、
やっぱりそれでいいのだ。



明日は今年最初のがんセンター診察日。
血液検査に形成外科と頭頚科のフォロー診。


ちょっとドキドキなのだ。