tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

どうすりゃいいのさ : 1041

1月20日(金)曇 退院して2728日 / 手術から2810日


早朝は冷え込んだもののその後昼にかけてぽかぽかと暖かく、
午後から久しぶりに愛車を駆ってこようかと思っていたが、
お昼ご飯を食べ終えた頃から急に雲行きが怪しくなってきた。
おまけに風まで吹き始めたではないか。
ただでさえ寒いのに、
せめて気持ちよく爽快に走りたいので
冬場は青空の下晴れた日にしか乗る気がしない。
天気予報はと見てみると、
なるほど、今日のお天気は「晴後曇」とある。
残念デス。



冬の日の昼下がり。


本ばかり読むのにも疲れ飽きてきた。
ギター弾くのもなんだか楽しめない。
昼間っからテレビなんぞ見たくもない。
散歩なんて習慣まだ身についてない。
昼寝するのも時間の無駄。
昼酒やれば少しは楽しかろうけれど、
ますます駄目な人になりそうできつく自粛自戒。
テレビとおんなじで、
明るいうちからネットで無聊を慰めるのは
情報化の波に流されるようで癪。



藤圭子さんはかつて
  “どう咲きゃいいのさ この私
             夢は夜ひらく”
と切々と歌ったが、
私もまさに今、
いったいどうすりゃいいのさこのわたし
という心境だ。


昔から、
昼間の退屈は気が滅入るほど苦手で仕方ない。


 

私の旅に何をする! : 1040

1月13日(金)曇 退院して2721日 / 手術から2803日


日中はぽかぽかと、
縁側でネコでも抱いて日向ぼっこしていたいような陽気が続いている。
小春日和は初冬の季語であるけれど、
冬本番のよく晴れた穏やかで春のような天気のことを
粋な言葉でどう表現するのだろう。
冬日和というのは聞いたことがあるけれど。



五島列島の教会群巡りを
鼻息荒く熱い思いで企てていたが、
先日ある方から、
五島列島は今、朝ドラの舞台にもなっていて
観光客が多いのではないか、ということを教えていただいた。


なんですって!!
朝ドラを見るという習慣がまったくないとはいえ、
そんなことはまったく知らなんだ。


一気に五島への熱が冷めてしまった。
いとも簡単にブームに乗っかる信念なき観光客め。
いったい私の旅に何をする!


しかしここで「ああそうですか」と、
とぼけた顔して簡単に引き下がってしまったのではあまりに癪だ。


五島がだめなら同じ長崎でも平戸がある。
熊本の天草もあるではないか。
そうだ五島列島以外にも九州には巡るべき教会遺産はたくさんあるのだ。



ここはじっくり神出鬼没の敵の動向を見定めた上で、
慎重に傾向を探り対策を練り直す。


万端整えど、、、 : 1039

1月7日(土)雨後曇 退院して2715日 / 手術から2797日


目覚めたら雨。
久しぶりに雨の音を聞くように思うけれど、
それも早くに止んでしまい、
いつの間にか吹き出した風の庭木を揺らす景色も
いかにも冬らしくて寒々しい。   



近いうちに、
ひとり車で1週間ほどかけて旅に出ようかと思っている。
九州を一回りするつもりだけれど、
いちばんの目的の地は、
遙か以前から行きたいと願い続けてきた長崎、五島列島。
更に言えば、その教会群。


秀吉の「バテレン追放令」に始まる
キリシタン弾圧と迫害を逃れてきた人々が移り住んだ祈りの地。
200年以上もの間、
想像を絶する辛苦を耐え忍びながらも信仰の灯を絶やさなかった奇跡の島々だ。


五島の島々には50を超える教会があるという。
そして、
夕陽の美しさは格別であると。



だが問題は、目下のコロナウィルスの感染状況だ。
第8波で感染者数が膨らむ中、死者も大幅に増加している。
1日の感染者は20万人に達そうかというではないか。
個人的には、
オミクロン株対応の5回目接種も昨年末に済ませ、
日々口から過剰なまでのアルコール消毒にも余念がない。
臨戦態勢はばっちり整っているのだけれど。


ここはもう
終息の声など聞かず実行に移すべきか。