tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

あふれそうで : 734

10月24日(水)曇晴  退院して1160日 / 手術から1242日


ただいま会議中。


いつまでも続くまとまりのない下手な提案。
うだうだと細かいことにこだわるつまらん意見。
何度も、しょーもな! と思わず突っ込みを入れたくなる。


勤務時間はすでに1時間半以上過ぎている。
が、まだ当分終わりそうにない。



まったくどいつもこいつも
人の時間というものをどう考えておるのか。
あまりにも無神経だ。


自然と眉間にしわが寄る。
貧乏ゆすりも抑えきれない。
イライラが我慢の縁をオーバーフローしかかっている。
息苦しくて軽いめまいもしてきたような、、、。


で、つまらんからパソコン開いてこのブログを書いている。



なんか歳のせいか、
だんだんこらえ性がなくなってきてるような、、、。
しかし、これでいいのだ。
我慢しないのだ。
と、なんかバカボンのパパみたいになってしまったが、
残り人生、できる限りやりたいことをする。
したくないことは極力しないのだ。


だから
この仕事も今年度で辞めるのだ!!

空しくて切なくて : 733

10月21日(日)晴  退院して1157日 / 手術から1239日


隣家の柴犬チョコがずっと吠えている。
うるさいとは思わないがどうしたのかと気になる。


見渡す限り雲一つない澄み切った秋の空。
だがそれが、逆にたいして根拠のないさみしさを増幅させる。
昔からの自分の悪い癖だ。
昨夜、知人のお父様の通夜に参列したこともきっと作用しているのだ。



読経に耳を傾けながら、いろいろな思いが交錯した。


自分くらいの歳になると親が健在であるほうが少なくて、
病気でなくても施設に入っていたりすることも多い。


父親は29年前に67で、
母親はおととし88で逝った。


おじおばと呼べる人も既にすべて鬼籍に入っている。
数少ないいとこの中でも
特に親しかった4つ上のいとこが逝ったときはつらかった。


 


長い短いの差はあるけれど、
人生の終焉は生きとし生けるものすべてに必ず訪れる。
仕方ないね、こればかりは。


日々カウントダウンされていくだけだと考えると、
空しくて切なくてやってられない。


大病して一度はあきらめかけたこの命。
感謝することを忘れずに、
明日こそは新しき何かがあると
微かな期待をしながら生きていけたらいいな。

巡礼 : 732

10月19日(金)晴時々曇  退院して1155日 / 手術から1237日


昨日は祭り最終日で仕事も休み。
だが祭りを見ることなく、
気合い入れて讃岐へうどんを食いに行ってやった。
土日の有名店は順番待ちで長蛇の列だが、
こういう平日が狙い目だ。


       

  
讃岐うどんが全国的にブームになってからかなり久しいが、
そのブームに乗っかって、もう何件くらい行ったろう。
うどん屋さんがいきなり田んぼの中にあったり、
どこまで行くんだという山奥にあったり。
そんなとこも人気が出た理由なんだろうか。


お寺巡礼ならぬうどん巡りはまだまだ続く。
まずは有名店制覇だ。



帰路は高速使わずに、
瀬戸内の穏やかな海を眺めながらのんびりちんたらと。
BGMの「姫神」が秋の風情にぴったりで、
すっかり酔いしれまちたよ。