tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

大いに裏切ってます : 670

7月24日(火)晴  退院して1067日 / 手術から1149日


こどもの頃は、
気温が30度を超えるとこりゃ暑くてたまらん、
光化学スモッグ注意報が出て危険だなどと大騒ぎしてたもんだが、
今じゃそんなの当たり前。
35度を超えないと話題にもならない。


この数十年で、確実に5度は上昇している感じだ。


  


3年前の今日は2回目の手術から54日目。
口からの飲食に向けてX線を用いての嚥下検査があった日。


結果は10段階中の9。
その頃、食べ物が頻繁に夢に現れるようになっており、
上出来の検査結果がうれしくてうれしくて。


その3日後から口からの食事が決定。
そのことは長い入院生活の中で、
嬉しかったことベスト3に見事ランクインする出来事だった。


術前の医師の説明をおおかた裏切って、
食べにくさはあるものの、
堅い物でも何でもOKで
むせや誤嚥などまったく無縁。


今では何でも食べておりますよ \(^O^)/


  


カリフォルニアでは52度を観測って・・・。
灼熱地獄。
ああ、恐ろしや。

ステレオタイプ : 669

7月23日(月)晴  退院して1066日 / 手術から1148日


夕刻、
西の空よりも、その反対側の東の空がきれいに染まるときがある。
地球影(ちきゅうえい)といって東側も焼けるのだ。


     


                

       


見慣れた西の空の夕焼けよりも
東の地球影の方が、やさしく穏やかな表情を見せることが多いが、
今日はけっこう派手に焼けたようだ。



固定観念に囚われて同じ方向しか見れないでいると、
こんな美しいものまでも見落としてしまうことになるという、
人生にも通じる教訓だな。


関係ないが、
「固定観念」は英語で stereotype  (ステレオタイプ) だったか。
いや、fixed idea と言った方が上手いのかな。
 1日15個の単語を覚えることを自ら課して、
必死で勉強していたあの日々も今は遠い昔。


   I don't want to be caught up in a stereotype.

もうええのです、そんなこたぁ : 668

7月22日(日)晴  退院して1065日 / 手術から1147日
                      

                          


  


ベロをチョッキンしてできなくなったこと。



口笛を吹くこと。


舌打ちすること。


あっかんべー。


そしてもうひとつ。
スイカのタネをうまく吹き出すこと。



でももうそんなことは
まったくどうでもええのです。


生きとりますけん。



お船にゆられて
どっか遠くへ行きたいな。