tongue twister のブログ

2015年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

いよいよ明日 : 765

12月25日(火)晴  退院して1222日 / 手術から1304日


明日、
退院して30回目の診察日。
そして
担当医H先生による最後の診察日。


形成外科、歯科、そして頭頚科。


先生へのお礼のお手紙も昨日書いた。
重くならない程度に心からの感謝の気持ちを込められたと思う。


これまでもそうであったように、
明日も高速使わず片道1時間10分の下道を
グレゴリオ聖歌とアヴェマリアのオムニバス盤を聴きながら
あれこれ物思いしながら行く予定。



大袈裟だけど、
明日は愛機、ニコンのフルサイズを持ち出して、
H先生をいっぱい撮るのだ。



明日の診察に備え
今夜は酒を断つ。


酒の代わりに大目にギターを弾こう。
今夜は「宵待ち草」を弾きたい心境だ。

もうどーでもいい : 717

9月23日(日)曇時々晴  退院して1129日 / 手術から1211日


早朝、両親、そして母方の祖父母らが眠る墓へ参る。


どちらの墓でも、
術後3年3ヶ月以上何事もなく過ごせていることを感謝し、
これからも健康でいられるよう見守ってくださいとお願いした。



その帰り、昨日の彼岸花撮影の続き。


                


                                 



朝の早い内に田んぼのあぜ道や小川に沿った道を歩いてると、
自然と気分ががリラックスしてくる。


空気がおいしい。
楽な気持ちでシャッターを押す。


この混じり気のない澄み切った大気。
これを毎朝ゆったりとした気持ちで胸一杯味わうことができるのならば、
どんなにか精神の安定を得られることだろうか。



もう写真のできなど
どーでもいいこと。

ざんねんです : 716

9月22日(土)晴  退院して1128日 / 手術から1210日


夕方家の近くにカメラをもって出かける。
彼岸花をテーマにと思っていたが、
やっぱりこの花は朝方でないとそのしっとり感が出ない。


     


             


思っているようなのがまったく撮れないので、
しまいには露出をマイナス補正してごまかしたりしてね。


はっとするような毒々しいまでの赤と、
この花が放つ不気味さと妖しさ。
そういったものを出したいけど、
いかんせん自分の技術と忍耐力とではとうてい難しい。
残念です。


明日早朝、
墓参りの時にもう一度だな。