tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

苦しみの対価 : 722

9月30日(日)雨  退院して1136日 / 手術から1218日


昼過ぎから雨風を強め始めた24号は、
少しだけ台風らしさを見せたものの
夜の8時頃にはすっかり収束した。


子どもの頃の
家ごと大きく震わすほどの恐怖感を伴う台風は、
もう久しく経験していない。




さあ、明日からまた仕事だ。


本来仕事というものは
楽しみながらやれればそれにこしたことはないのだろうが、
苦痛や我慢の対価としてのみお金をもらうようになったら
それはもう悲しいことで、
自戒も込めて
その仕事は一日も早く辞めるべきなのかもしれない。



とりあえずは、
迷惑掛けたくないという一念のみで、
来年3月までの今年度を
「苦痛」と「我慢」満載ながらそこそこがんばる。


で、その先は、、、。
ま、なんとかなるでせう。


なんたって健康第一ですけん。

孤独と至福 : 721

9月30日(日)雨  退院して1136日 / 手術から1218日


 斧
  包丁
   まな板
    焚き火台
     フライパン
      LEDランタン


ひととおりの物を買いそろえ、
準備を着々と進めている。
あとは実践あるのみ。


この歳でプチ冒険のつもり。
それは
ソロキャンプ。



人っ子ひとりいない海辺。
満天の星空の下、
遠く沖には行き交う船の明かり。
絶え間なく繰り返される波の音をBGMに酒を食らう。
焚き火の炎が風に揺らめく。
ギターも持って行こう。



鼻くそみたいなつまらん人生であったけれど、
それなりに我が来し方などを思い起こし、
そして
残された日々についても少しだけ思いを巡らせてみよう。



めっちゃかっこええわ。


でも酔っ払って、
人生についてなんて考えんだろうし、
ギターなんか弾くどころじゃないだろうな、きっと。


残念 (>_<)

こもごも : 720

9月27日(木)曇時々雨  退院して1133日 / 手術から1215日


厚い雲間から青空が顔を出したかと思えば
雨が時折ぱらついたり、そしてまた照ったり曇ったり。
はっきりしないお天気だったが、
夕刻前には青空が広がり秋らしい爽やかな夕暮れになった。


 


       


              


     


昨日の診察で知らされた担当医H先生の異動のことが
気持ちの底の方に居座ったままで、
まだ3か月先のこととはいえ
入院中の悲喜こもごも思い出されて
今からすでにさみしい。


自分は
人との別れを、
こんなにも悲しむような人間だったかとふと思う。




次の診察は12月末。
H先生による最後の診察。


思い出の中に多くの悲しみや喜びがあって、
そして様々な思いがあり、
どう感謝の気持ちを伝えればよいのか、
今は思いもつかないでいる。