tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

傾向と対策 : 794

3月10日(日)雨  退院して1297日 / 手術から1379日


終日雨。
確かこの前の日曜日も雨。
お休みの日の、それも2週続けてだなんて勘弁してほしい。


花粉症の薬を昼過ぎに飲んだら、
猛烈な睡魔に襲われて、3時間近くも昼寝をしてしまった。
自宅周辺で「雨降りの写真」でも撮りに出かけようと思っていたのに、
目覚めた時点ですでに薄暗く、戦意喪失。


薬のせいとはいえ、こんな過ごし方してたんでは、
残り少ない人生、ますますつまらんことになっちまいそうだ。


映画を見る。
本屋さんへ行く。
ギターを真面目に弾く。
雨のドライブを楽しむ。
ウエイトトレーニングを再開する。
などなど、やろうと思えばいくらでもすることがあるはずなのに。


 


でもなあ、歳のせいか、
何か一つのことに熱意をもって集中できなくなってきているのが
とっても悲しい。


まあ、
そのあたりの傾向と対策を、
BSで太田さんの「ふらり旅」でも見ながら焼酎飲んで考えてみる。


                

                   写真は昨日、お気に入りの河口で

残念です : 793

3月6日(水)曇後雨  退院して1293日 / 手術から1375日


昼前から降り続く雨と
空一面に広がる灰色が、
冬のうら寂しさをいっそう増幅する。
目を閉じると、
クラシックギターで演奏される『G線上のアリア』のもの悲しい旋律が
頭の中を駆け巡る。


花粉症の薬のせいで、
気を許すと意識を失いそうになるくらいに眠い。
春が一年でいちばん嫌な季節である理由のひとつがこの花粉症だ。




大病ののち、
今なお何事もなく生きていることの意味を
ふと思うことがある。


病を得て、
自分の命には限りがあるのだという
まったくの自明の理を初めて現実のこととして実感した。


限りある生命であるからこそ、、、。


だから
いったいどうだというのか。



堀ちえみさんのような鋭敏な感性が羨ましい。
もしその何分の一かでも自分に備わっているのであったなら、
もっとさまざまな Cancer Gift を得られただろうに。
それが残念です。


     

仕方ないなあ \(^O^)/ : 792

3月4日(月)曇時々雨  退院して1291日 / 手術から1373日


ううぅ、
目がかゆい。
鼻水が止まらん。
ティッシュ使い過ぎて鼻がもげそうだ。痛い。
仕事にもいつにもまして集中できなかった。


若いころに比べたらかなり軽くはなったが、
それでも苦しいのに変わりはない。
薬で症状は抑えられるが、猛烈に眠くなりそれもまたつらい。



こうなったらアルコールの力を借りて
麻痺させるしかないか。
仕方がないなあ。
せっかく今夜は禁酒しようと思っていたのに。
ざんねんデス \(^O^)/