tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

3年5ヶ月 : 739

10月31日(水)晴  退院して1167日 / 手術から1249日


明日から11月。
陰暦名は霜月だったか。
おお、名前からして寒そうだ。


  


術後3年と5ヶ月経過。
とりあえずの短期目標である3年半までもう一息。



術前術後の自身の状態を思い返してみるにつけても、
誰がここまでの回復を予想し得ただろうか。
一度はあきらめかけた命であった。


であるばらば、
幸運にも生かされている今を感謝し謙虚に生きるべきである。
が、
実際は
不満いっぱい並べ立て、腹もそこそこ立てたりする毎日だ。
欲しいものだらけで物欲にもまみれまくっている。


退院してしばらくは、
ちょっとしたことに
いっぱい感謝したり感激したりしていたではないか、、、。



いつ、のど元過ぎてしまったのかしら。
Cancer gift を忘れちまっては、
あんなに苦しくつらい思いをした甲斐がないというもんだ。



どうせなら、、、 : 738

10月30日(火)晴  退院して1166日 / 手術から1248日


なんかスコーンと
視界の大きく開けるようないいことないかねえ。


人生このまま尻すぼみ、
なんてことは想像したくもない。



啄木は
 新しき明日の来るを信ずといふ
 自分の言葉に
 嘘はなけれど
と歌ったが、
どういう明日を期待し夢見ていたのだろうか。


  


明日こそはいいことあるかもしれないし、
ないかもしれない。
どちらかわからないのなら、
“ある”方にかけてみたくなるではないか。



根暗な自分なりの
Positive Thinking.


                    







懐かしのスカイライン : 737

10月27日(土)晴  退院して1163日 / 手術から1245日


わがふるさとが誇る霊峰、石鎚山の紅葉を見に行く。


国道から山中に分け入り、
石鎚スカイラインという無料の道をくねくねと1時間余り走ると、
唐突な感じで霊峰が木々の間から厳かな姿を頭上に現す。
2千メートルに達そうかという高山なので
石鎚山そのものの紅葉はまだこれからだが、
途中のスカイライン沿いでは見事な紅葉を満喫することができた。



30年ぶりのこの場所、
その当時のことなどを断片的に思い出しながらハンドルを握る。
その時は、若くして逝った友もいっしょだったはずだ。
ひたすらなつかしい。
そして悪い癖で、ついついさびしくもなる。



紅葉もすばらしかったけれど、
遠く高知方面の山の連なりがどこまでも見晴らせるスケールの大きい景色が、
四国のものとは思えないくらいのもので、
心が震えるくらいに感動した。



くだらんことでくよくよ悩んでいてはダメだよと。
瑣末なことは忘れなさいとも。
そんな気持ちにさせてくれるほどのものでした。



走行距離170キロ。
山中のくねくね道がほとんどだったので、
プーも疲れました。


   


しんどかったね。
でも、できるだけいっしよにいたいから。