tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

即今(そっこん): 656

7月6日(金)雨  退院して1049日 / 手術から1131日


火曜日から4日間、
大雨警報が途中半日くらいの解除を挟み、
ほぼ連続して発令されっぱなしだ。
こんなことはこれまでに経験したことがない。



禅に「即今、当処、自己」という言葉がある。
即今はたった今、当処は自分がいるその場所、自己は自分自身。
「今やらなければ、いつやるのか。今しかないではないか(即今)」
「ここでやらなければ、いったいどこでやる。ここしかないではないか(当処)」
「自分がやらなければ、誰がやる。自分しかいないではないか(自己)」


今、
自分が置かれている場所、状況の中で、
やるべきことを、
自分自身で一生懸命にやる。


それが生きていることだ。


やるべきこと、できることは
今、自分がいるその瞬間、その場所にしかない。
過去も将来も放っておけばいいと
その禅語は語っているのだ。



だが、
今の自分は、、、。
今から目を背け、
過去のよかった時代を思い、
そして先のことばかり考えている。



まるで駄目だな。




き ら い : 655

7月5日(木)雨  退院して1048日 / 手術から1130日


未明に出された大雨警報は終日発令されたまま。
昼頃にいっとき少し激しく降ったものの
今のところたいしたことなく推移している。
だがこれから週末にかけてずっと降り続くらしい。
どうか大変なことになりませんように。




若いときから他人が使う言葉に対して
変に気になるところがあった。
いちど気にし始めるともうだめだ。


聞いていて不快になる言葉を連発する大物司会者がいる。
秘密の○○○○ショーの司会者だ。


その人、美味しいものを食べては、
「マジ  めっちゃ ウマい」
を毎週連発する。


嫌いな言葉の三連発 (>_<)
一気に興ざめしてしまう。
その料理がもつ華やかさや繊細が一気に失われてしまいそうだ。
本当においしいのか嘘くさくさえ聞こえる。


なぜ、
「ほんとうに、すごく おいしい」
と言わないのか。
話すプロでしょうに。


「ヤバい」という言葉も耳障りだ。
何に対しても「ヤバい」で表現しようとする
その語彙の貧困さが情けない。
なによりそれは言葉の問題だけでなく、
発想の貧困さの表出だと思うのだ。



ワシは、
表現豊かで
味わいのある、
きれいな言葉を使う
そーいうおとなになりたい。



無駄にすまい : 654

7月4日(水)曇晴  退院して1047日 / 手術から1129日


暑かった。
午前11時近くまで大雨警報が発令されていたが、
実際には雨どころか晴れ間が広がり始めるなど
あやうく猛暑日になろうかという勢いだった。



手術から丸3年経過したから
がんサバイバー4年生だ。


のど元過ぎればなんとかで、
大病してこその
気づきや謙虚さ、
そして周囲への感謝など、
いっぱいつらい思いした分いっぱい学んだはずだったのに、、、。


しんどい思いした分、
人間的に成長できたと思っていたのは錯覚だったのか。
そんな体たらくの今日この頃。


そういうときはこの詩を思いだそう。
術後の苦しいときに初めてこの詩に触れ、
思わず目頭が熱くなるほどの感動を覚えたことが懐かしい。


        
         病 む
  
   病まなければ
  
   聞き得ない慰めのみ言葉があり


   捧げ得ない真実な祈りがあり


   感謝し得ない一杯の水があり


   見得ない奉仕の天使があり


   信じ得ない愛の奇跡があり


   下り得ない謙虚の谷があり


   登り得ない希望の山頂がある



大病したことが
決して無駄にならぬよう。