tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

蓄積する鬱屈 : 708

9月12日(水)曇時々晴  退院して1118日 / 手術から1200日


1年休職の後、
職場復帰してほぼ2年と6ヶ月。


十分にお喋りできないことで
多くの場面でたくさんの配慮をいただき、
どうにかこうにか現在までやってこられている。


ありがたい。
周囲の支えや配慮のおかげ。
不満や文句など、
決して口にしてはいけないのだ。




ただね、
がまんしていることも数え切れないくらいあって、、、。
助けてもらっている分、
言いたいことも我慢し、ひたすら沈黙している。


納得できない意見や提案にも、
目をつむり、耳をふさぎただただ忍の一字。


元気なときには、
言いたい放題みたいなところもあったのに、、、。



ストレスだらけ。
ストレスの上にまたストレスが重なり、
そのまた上にまたまたストレスが降り積もる。


仕事そのものよりも、
自分を押し殺して黙っていることがつらいのです。


今日も徒に長引く会議の途中で、
しょーもないことをうだうだと言う奴らに
「おまえは馬鹿か」と何度も心の中で叫んでた。



ああ、
そんなこと思うのは、
配慮されている身としては感謝が足りんのかねえ。




伸びしろ : 707

9月10日(月)雨曇  退院して1115日 / 手術から1197日


ぜんぜんたいしたことのない雨なのに、
きのうから継続して大雨警報発令。
市内全ての小中学校が臨時休校。
すっごく嬉しいだろうなあ。
とってもうらやましいぞ。




この歳になっても自己嫌悪に陥って気分が沈むことがある。
そしてそれはどうも周期性があるようだ。


啄木は


  かなしきは
  飽くなき利己の一念を
  もてあましたる男にありけり


と自身では御しきれないほどの自己中心的な性分を嘆き、
その挙げ句、


  こころよく
  人を讃めてみたくなりにけり
  利己の心に倦めるさびしさ


などと人一倍自尊心が強い啄木にしては珍しく殊勝なことを歌にしている。



若い頃はそりゃもう頻繁に自己嫌悪していた。
自分に自信が持てなくて、自己肯定できない日々も。
持って生まれた鬱気質も原因としてあったのかもしれない。


だが年を経るにつれて、
だんだん自己否定したり嫌悪したりすることは少なくなってきた。


やっぱり加齢によって感性が麻痺したり、
多くの経験を通して図太くなったからなんだろうな。


ただよくよく考えてみたら、
自己嫌悪などまったくしなくなってしまったら、
それはもう人として終わってしまったようなものかもしれない。
自己嫌悪は少なからず反省や改善につながるはずだから、
それがないのはただの頑固でうっとうしい老人になりかねない。


そういう意味では、
周期的に自己嫌悪に陥るこの私という人間は、
実は反省心に富み、
よりよきを目指してまだまだ伸びしろがいっぱいある
すばらしい人なのかもしれん \(^O^)/


故もなく海へ : 706

9月9日(日)雨  退院して1114日 / 手術から1196日


今日も終日雨。


哀しくなるのが分かっているはずなのに、
それでも海へ行ってきた。
それも雨だというのに。


                          


なんなんだろうねえ、いったい・・・。
怖いもの見たさみたいなものか。
それとも単なる安っぽい自己陶酔か。


センチメンタリズムの極致、 啄木の歌に
  ゆゑもなく 海が見たくて 海に来ぬ 
  こころ傷みて たへがたき日に     
なんてのもあったな。                     



海見てつらくなったし、明日からまた働かんとならん。


よし!
サザエさん見て、
景気づけに酒食らって気分良くなって、
早めに寝る。