重ね重ねて : 1067
4月22日(月)曇 退院して3182日 / 手術から3264日
「恥の多い生涯を送って来ました」
太宰の人間失格の中のあまりにも知られた一文。
ことあるごとに、
その一文が我がことのように頭の中を駆け巡る。
これまでの我が人生、
恥に恥を上塗りするような日々の積み重ねだった。
記憶が甦る度に、
思わず身もだえし、黒歴史として封印したくなる過ちや恥も多い。
けれどね、
もうこの歳になれば、
もうそんなことに囚われなくていいのかなとも。
人様にたいして迷惑かけることなくここまで来れば、
多少の過ちや恥も帳消しということで。
孔子だか誰だかも仰っている。
「恥を知るは勇に近し」
この教えに大いに力を得て、
明日からも力強く明るく前向きに歩んでいきたい。
けどなあ、
また性懲りもなく
恥を塗り重ねてゆくのだろうなあ、、、。