入院中にうれしかったこと : 354
6月22日(木) 晴 退院して669日 / 手術から751日
退院して1年と10ヶ月が過ぎた今でも、
入院の日々を思わぬ日は1日としてない。
約4ヶ月の入院生活は
つらく苦しいことの連続であったが、
その一方で、
うれしくて
思わず熱いものが頬を伝いかけたことも幾たびかあった。
入院中に特にうれしかったこと
その1 術後10日ほどして、
やっと息苦しさが薄らいできたこと。
その2 術後3週間経って、
リハビリ科の先生が
マッサージをするために病室へ来てくれるようになったこと。
その3 手術からちょうど1ヶ月後、
担当医から病理検査の結果が伝えられ、
切除部以外へのがん細胞の広がりは認められず、
抗がん剤や放射線などの追加治療は必要ないと言われたこと。
その4 術後2ヶ月経過して、
重湯ゼリーによる口からの食事が始まったこと。
その5 胃ろうは、
術後1年ほど経過して再発や転移がなければ
閉鎖することができるということを知ったこと。
その6 術後67日目で、
のどに開けていた気管孔が閉鎖されたこと。
その7 術後71日目、入院102日目にして、
やっと退院のめどを伝えられたこと。
思えば
濃密な4ヶ月。