tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

能天気 : 3

13年前の夏に、
小さな吹き出物が数週間(くらいだったと思う)のうちに
1㎝四方くらいの白いかさぶた状のものに変化。


痛みもないしそのうちに、、、と数ヶ月経った頃、
その白いかさぶた状のものがとれてなくなっていたのです。
結果論ですが、
これがいけなかった。
安心してしまったのです。
「なんだ、けっこう気になってたけどほっとけゃ治るんだ」と。


 


それから再びその白いものができるまで時間はそうかかりませんでした。
たぶん2週間くらい。
それでも病院に行こうとしなかったその能天気さが、
今となっては哀れです。


ちなみに、「白いかさぶた状のもの」と表現していますが、
詳しくいうと、
周囲よりすこしだけ盛り上がっていてごつごつとした感じで、
指の爪でこすると表面を少し削りとることができました。


その段階でも痛みはなく、
「ちょっとだけ邪魔に感じる違和感」というものでした。

初期症状 思い起こせばそれは13年前、、、 : 2

どうしてこんなことになってしまったのだろう。
いつからこんなことになり始めたのか、、、。


今思い返せば、
舌の左裏側奥に少し違和感を感じた13年前の夏に、
それは既に始まっていたのだ。


痛みとまではいかない、
気にしなければその存在を忘れていられるくらいの違和感。
けど、時としてひょいと気になる。
見た感じは1ミリあるかないかの、
小さな突起状の吹き出物のようだったと思う。


薬局で口内炎の薬を買って塗ってみたりしたものの、
その違和感はなくならなかった。


そしてそんな状態を気にしつつも
口内を注意して見ることもなく数週間が過ぎた頃、
新たな症状が現れだした。
吹き出物のあったあたりが、
ある日突然(だったように記憶している)タテヨコ1㎝くらいの大きさで
白いかさぶたのようになっていた。


「なんだこれは?」
と驚きはしたものの痛くもないし、
まあ少し様子を見てみよう、
といつまでも楽観的なのだった。


         

                                               

簡単に自己紹介 : 1

55年前の12月8日生まれ。                                                
12.8は、真珠湾攻撃、そしてジョンレノンが暗殺された日。


四国は愛媛県で
英語の教師をやっています。


小学5年生くらいの時に、
CMか何かでビートルズの  “Let it be”  をたまたま聞いて、
分からんながらもひどく感動したのが
その後英語に関わっていくことになるそもそもの始まりでした。


でも、「えっ!!英語の教師がべろ亜全摘って、、、」
という驚いたり困惑したりの表情が目に浮かぶようですが、
まあ、そのあたりことについてはまた今後のブログで。



読書とギター大好きで、
ちょっとシャイなナイスガイ、などとよく呼ばれていました (≧ω≦)
ソロギターなので歌は歌いませんし、
今となっては歌えません。



酒をこよなく愛しているけれど、
今は多くても週に2日ほど。
たくさん飲むのは、せめて無事に術後2、3年経過してからか。
今はぐっとがまん。


                


今後、入院に至った経緯、
入院中や退院してからのあれやこれやの日々を綴っていく予定です。
人生初のブログなのでヘタクソですが、
あしからず。


                           

                                                                                                   トイプードルの「プー」