37回目の診察は : 955
9月24日 (木) 曇後雨 退院して1861日 / 手術から1943日
ぐずついた天気が続くが、
秋雨とは元来こういう長雨を言うのだったか。
秋霖、すすき梅雨とも。
夕刻の冷たい雨に濡れる彼岸花が生々しくも妖しい。
一昨日の診察結果に、安堵している。
諸検査を経ての頭頸科の診察で、
椅子に座るや否や医師が、
「検査結果、異状なかったですよ」
と、まるで簡単な挨拶でもするかのように淡々と。
そんな風に軽々しく言わないで、
もっと重々しくと言うか、もったいぶって言ってほしいものだ。
なんたってこちらは家を出るときから、
多少の不安要素もあったこともあり、
たとえどういう検査結果になろうとも、
ぶざまに慌てふためいたり狼狽したりせぬよう、
腹を括ってやってきているのだ。
お医者さんも、少しは演技することをして欲しいもんだ。
表情ひとつ作るだけでいい。
そうしてくれると、
不安を抱えていた患者の喜びも倍増すると思うがどうだろう。
まぁ、どこも悪いところが無かったので
もういいです。