3月24日 （水） 晴　 退院して2044日 / 手術から2126日

退院して40回目のがんセンター。
片道50キロをいつものようにあえて下道を行く。
車中には、これもいつものようにグレゴリオ聖歌。

道すがら目に映る菜の花や桜がきれいで、
これから腹を括って診察に臨もうとしていることを何度も忘れさせてくれた。

PET-CTの結果は、
「胃に集積があり、光っています」
「お腹が痛むことはないですか？」
「光っているからといって癌とは限らないのですけどね」
「内視鏡の予約を入れますね。いつがいいですか？」

とまあ、そんなことに。
恐れていた肺転移ではなかったものの、
腹部に自覚症状などまったくなく、ただ意外。

そんなことよりも、
長年お世話になった形成外科のK先生が、
定年退職で今日が最後の診察になるということを
今日の診察で先生からいきなり聞かされたことの方がショックで。

これだから、
春はきらいだ。

つらいから今夜も酒を飲む