願いと畏怖 : 995
6月28日 (月) 曇 退院して2140日 / 手術から2222日
難しいことは分からないが、
iPS細胞から作られた神経細胞を脊髄損傷した患者に移植するという、
夢のような人類初の試みがなされるという。
これでその臨床研究がうまくいき、
損傷した神経が再生されて運動や感覚機能が改善されるなんてことになったら、
もうこれは神の領域だ。
感動を越えて、
その人知の壮大さに畏怖すら覚える。
不慮の事故などで、
下半身不随になったり車いす生活を余儀なくされている方々の切実な期待を思うと、
どうかこの試みがうまくいって欲しいと願わずにはいられない。
期待と同時に、畏怖しながら
今後の再生医療の進捗を見つめていきたいと思う。